特許
J-GLOBAL ID:200903072166276256

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177431
公開番号(公開出願番号):特開平5-296282
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 制御部材の調整操作で発生減衰力を低く保つ高周波域を適宜に変更し得るようにした依存周波数可変型の油圧緩衝器において、前記制御部材の調整操作に伴いピストンの伸長行程と併せて圧縮行程での減衰力特性をも可変制御可能にする。【構成】 上部作動油室Aを、伸側減衰力発生バルブ10を通して下部作動油室Bに連通すると共に、制御部材20に設けた伸側可変オリフィス15cを通して伸側減衰力発生バルブ15cの一次遅れ圧力室Rにも連通することで、制御部材20の調整操作に伴い伸側発生減衰力を低く保つ高周波域を適宜に変更し得るようにした依存周波数可変型の油圧緩衝器において、下部作動油室Bを、背面バルブ5を通るメイン通路とチェックバルブ24を通るバイパス通路の2つの通路を通して上部作動油室Aに連通すると共に、バイパス通路に対してチェックバルブ24と直列に伸側可変オリフィス15cと連動して切り換わる圧側可変オリフィス15dを介装することにより、制御部材20の調整操作に伴い背面バルブ5の特性を変えて圧側減衰力特性を可変制御する。
請求項(抜粋):
上部作動油室から伸側減衰力発生バルブを通して下部作動油室に通じる通路と、上部作動油室を伸側減衰力発生バルブの一次遅れ圧力室に結ぶ通路とを備え、後者の通路中に可変オリフイスを介装することで、この可変オリフィスの調整操作に伴い伸側減衰力を低下させる高周波域を適宜に調整し得るようにした依存周波数可変型の油圧緩衝器において、下部作動油室を上部作動油室に連通する通路と、下部作動油室を前記可変オリフィスと連動する圧側可変オリフィスを通して同じく上部作動油室に連通するバイパス通路とをそれぞれ形成し、前者の通路に上部作動油室側へと向かって開く背面バルブを配設すると共に、後者の通路には同じく上部作動油室側に向かって開くチェックバルブを介装したことを特徴とする油圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/50 ,  B60G 13/08 ,  F16F 9/46

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