特許
J-GLOBAL ID:200903072169131690
鋳造における冷却方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-244157
公開番号(公開出願番号):特開平8-108260
出願日: 1994年10月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】鋳抜きピン3の先端軸状部31のかじり、焼付を防止するのに有利な鋳造における冷却方法を提供すること。【構成】筒状の鋳抜きピン3に冷却ピン4が同軸的に挿通されている。鋳抜きピン3と冷却ピン4との間には、冷却水は進入できるものの粘性の高い溶湯は進入できぬ程の送給路41、吸引路43が形成されている。成形型1のキャビティ14にアルミ系の溶湯を注入する。次に冷却ピン4を所定長さぶんX2方向に後退し、空隙を形成する。圧送ポンプ62及び吸引ポンプ64の作動により、貯溜タンク60の冷却水は給水路61、送給路41を経て空隙に送給され、吸引路43から吸引される。冷却水により鋳抜きピン3は半径方向に収縮する。その後に鋳抜きピン3をX2方向に後退させ、キャビティ14内の金属から離脱する。
請求項(抜粋):
鋳造品を成形するキャビティをもつ成形型と、該成形型のキャビティに突き出し可能に装備され、該先端が該キャビティに対面する軸長方向にのびる挿通孔を備えた可動式の外側入子部と、該外側入子部の挿通孔に軸長方向に移動可能に挿通され先端が該キャビティに対面する可動式の内側入子部と、該キャビティに対面して開口し冷却液が吐出される送給路とを備えた入子と、該入子の送給路に冷却液を送給する冷却液送給手段とを用い、流動性をもつ高温の金属を該成形型のキャビティに注入し、該外側入子部のうち該キャビティに突き出た部分を該金属で包囲する工程と、該キャビティ内の金属で包囲された該外側入子部を残したまま、該外側入子部内の該内側入子部をこれが該キャビティ内の金属から離間する方向に後退させ、該キャビティ内の金属と該内側入子部の先端部との間に空隙を形成し、該空隙に該送給路から該冷却液送給手段により冷却液を送給する工程と、該外側入子部をこれが該キャビティ内の金属から離間する方向に相対的に後退させ、該キャビティ内の金属と該外側入子部とを離脱させる工程とを順に実施することを特徴とする鋳造における冷却方法。
IPC (3件):
B22D 17/22
, B22C 9/06
, B22D 27/04
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