特許
J-GLOBAL ID:200903072170639037
クロックアンドデータリカバリ回路とそのクロック制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-389526
公開番号(公開出願番号):特開2002-190724
出願日: 2000年12月21日
公開日(公表日): 2002年07月05日
要約:
【要約】【課題】周波数範囲の変更を容易化し、特性の調整を容易化するクロックアンドデータリカバリ回路及び方法を提供。【解決手段】多相クロックを入力としそのうちから複数組のクロック対を選択して出力するスイッチと、スイッチから出力される複数組のクロック対を入力とし該クロック対の位相差を内分した時間で遅延時間が規定される信号を出力する複数のインターポレータとを備えた位相シフト回路101と、位相シフト回路101からそれぞれ出力される信号に基づき入力データをラッチする出力データを出力する複数のラッチ回路102と、複数のラッチ回路の出力をカウントするカウンタ103と、カウンタの出力を所定の時間にわたって平均化するフィルタ105と、フィルタの出力をデコードするデコーダ106と、複数の前記ラッチ回路から出力されたデータと、複数の前記インターポレータのうち所定のインターポレータから出力されるクロックとの組を入力とし、出力するデータとクロックの対を選択する選択回路104と、を備える。
請求項(抜粋):
入力データを共通に入力とする複数のラッチ回路を備え、前記複数のラッチ回路は、前記複数のラッチ回路にそれぞれ供給される互いに位相がずれているクロックの遷移エッジで前記入力データをサンプルして出力し、前記複数のラッチ回路の出力から前記入力データの遷移点のクロックに関する位相を検出して出力する位相検出回路と、前記位相検出回路の出力を平滑化するフィルタと、前記フィルタの出力に基づき前記クロックの位相を制御する回路と、を備え、入力データに基づき、クロック及びデータを復元(リカバ)するクロックアンドデータリカバリ回路において、前記複数のラッチ回路にそれぞれ互いに位相がずれているクロックを供給する回路が、互いに位相の異なる複数のクロック(「多相クロック」という)を入力とし前記多相クロックの中からクロック対を複数組選択して出力するスイッチと、前記スイッチから出力される複数組のクロック対を入力とし該クロック対の位相差を内分した時間で遅延時間が規定される信号を出力する複数のインターポレータと、を備え、前記各インターポレータは、入力するクロック対の論理値に応じて、容量の充電パスと放電パスをそれぞれオン及びオフさせる回路と、前記容量の端子電圧としきい値との大小関係が反転したときに出力論理値を可変させるバッファ回路と、を備え、さらに、前記容量の容量値が容量値決定用の制御信号によってオン及びオフされるスイッチ群により可変に設定される構成とされており、前記複数のインターポレータから出力される信号が、前記複数のラッチ回路のクロックとして供給され、前記クロックの位相を制御する回路が、前記フィルタの出力をデコードするデコーダを備え、前記デコーダからの出力信号に基づき、前記スイッチにおけるクロック対の選択の切替えが制御されるとともに、前記複数のインターポレータの内分比が可変に設定され、前記複数のラッチ回路にそれぞれ供給されるクロックの位相を進ませるか遅れらせる制御が行われる、ことを特徴とするクロックアンドデータリカバリ回路。
IPC (2件):
FI (2件):
H03K 5/15 G
, G06F 1/04 311 Z
Fターム (20件):
5B079BA20
, 5B079BC03
, 5B079CC04
, 5B079DD02
, 5J039AC10
, 5J039AC14
, 5J039EE14
, 5J039EE24
, 5J039KK01
, 5J039KK04
, 5J039KK09
, 5J039KK10
, 5J039KK13
, 5J039KK25
, 5J039KK27
, 5J039KK29
, 5J039KK31
, 5J039KK33
, 5J039MM05
, 5J039MM16
前のページに戻る