特許
J-GLOBAL ID:200903072171421957

使用済燃料検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-182540
公開番号(公開出願番号):特開2003-004888
出願日: 2001年06月15日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】測定の妨害となる散乱ガンマ線などのバックグランドガンマ線の検出器への入射を抑制し、Kr-85などの放射性ガスが放出するガンマ線の検出感度を高め、定量精度を向上させる。【解決手段】使用済燃料を貯蔵する使用済燃料貯蔵容器1と、使用済燃料貯蔵容器を覆う検査用遮蔽体2と、ガンマ線検出器9とを備える。使用済燃料貯蔵容器内の燃料付近に設定した測定空間に放射性ガスから放出されるガンマ線の測定を、遮蔽体に組み込まれたコリメータを通してガンマ線検出器で測定する。測定空間8内のコリメータ10が見込む範囲を除く位置にガンマ線遮蔽部材14を設け、コリメータ10が見込む範囲における使用済燃料貯蔵容器の壁面近傍に陽電子反射用の磁場装置16,17を設置し、磁場がコリメータ方向に垂直になる配置とする。
請求項(抜粋):
使用済燃料を貯蔵する使用済燃料貯蔵容器と、この使用済燃料貯蔵容器を覆う検査用遮蔽体と、この検査用遮蔽体側に設けられたガンマ線検出器とを備え、前記使用済燃料貯蔵容器内の燃料付近に設定した測定空間に燃料破損時に発生する放射性ガスから放出されるガンマ線を、前記遮蔽体に組み込まれたコリメータを通して前記ガンマ線検出器で測定することにより、前記使用済燃料貯蔵容器に収納された使用済燃料の破損を検知する使用済燃料検査装置において、前記測定空間内の前記コリメータが見込む範囲を除く位置にガンマ線遮蔽部材を設けるとともに、前記コリメータが見込む範囲における前記使用済燃料貯蔵容器の壁面近傍に陽電子反射用の磁場装置を設置し、その磁場が前記コリメータ方向に垂直になる配置としたことを特徴とする使用済燃料検査装置。
IPC (5件):
G21C 17/07 ,  G01T 1/167 ,  G01T 1/29 ,  G21C 19/32 ,  G21F 5/12
FI (6件):
G01T 1/167 B ,  G01T 1/167 D ,  G01T 1/29 C ,  G21C 19/32 W ,  G21C 17/06 Q ,  G21F 5/00 E
Fターム (16件):
2G075AA18 ,  2G075CA50 ,  2G075DA03 ,  2G075DA07 ,  2G075DA16 ,  2G075EA05 ,  2G075FA04 ,  2G075FA12 ,  2G075FA18 ,  2G075FA20 ,  2G075FC02 ,  2G075GA36 ,  2G088EE12 ,  2G088EE23 ,  2G088FF04 ,  2G088JJ01

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