特許
J-GLOBAL ID:200903072172192110

連続鋳造用鋳型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 康伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-186379
公開番号(公開出願番号):特開平9-010895
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 第1発明は加工・成形が容易で製造コストを低下しうる連続鋳造用鋳型を提供する。第2発明は、R内外の抜熱量を細かく調整し、鋳片全周の凝固シェル厚を均一にしうる連続鋳造用鋳型を提供する。【構成】 第1発明は、連続鋳造用鋳型の横断面輪郭を構成する4辺1〜4のうち、基準辺を除く辺に収縮補償曲面Cを形成し、残りの辺を収縮補償曲面を形成しない直線辺とする。直線辺を残すことにより鋳型の製作が容易となる。第2発明は、鋳型の横断面輪郭を構成する4辺1〜4の全てに収縮補償曲面Cを形成し、収縮補償曲面Cに基づく収縮補償率を、湾曲半径外側の基準辺1と湾曲半径内側の自由辺2と非湾曲側の両側辺3、4との間で相互に異ならせる。これにより各辺1〜4間で抜熱量を微調整し、凝固シェルの厚さを均一にする。
請求項(抜粋):
上端と下端が開放され、筒形のキャビティーを有し、上端から下端に向け先細となるテーパーが付与された連続鋳造用鋳型であって、該鋳型壁の横断面輪郭を構成する4辺のうち、湾曲半径外側の基準辺を除く他の辺に収縮補償曲面を形成し、残りの辺を収縮補償曲面を形成しない直線辺としたことを特徴とする連続鋳造用鋳型。

前のページに戻る