特許
J-GLOBAL ID:200903072172914779

スプレー容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148558
公開番号(公開出願番号):特開平9-308843
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 蓄圧式のスプレー容器において、蓄圧式のスプレー容器において、トリガーを引いたときの容器本体への外気導入とシリンダ残圧導入を確実に行ない、外気導入による容器本体の負圧化解除動作と、残圧導入による十分な吸引圧の形成動作及び液状物の噴出停止動作の向上を図ること。【解決手段】 スプレー容器1において、プランジャ12の外気シール部120d、121dを開く外気導入用リブ11dと、プランジャ12の残圧シール部120eを開く残圧導入用リブ11eとを、シリンダ11の内面に設けてなるもの。
請求項(抜粋):
液状物を充填する容器本体の口部に、トリガースプレイヤーが装着され、該トリガースプレイヤーは、互いに連通する水平管路及び垂直管路が設けられれるとともに該水平管路にプランジャポンプが配設されたスプレイヤー本体と、該スプレイヤー本体に回動自在に装着されたトリガーと、上記垂直管路に装着されたインテイクと、該インテイクに装着されたチューブとを備えており、上記スプレイヤー本体並びに上記インテイクに、上記トリガーを引いたときに、外気及び上記小径シリンダ内の残圧を上記容器本体内に導く気液導入路を備え、上記プランジャポンプは、上記水平管路内に配設された小径シリンダと、該小径シリンダに連通しその前方部において往復動自在に配設された大径シリンダと、該小径シリンダ及び大径シリンダ内においてバネを介して往復摺動自在に配設されたプランジャとを備え、上記大径シリンダは、トリガーの回動操作で往復移動するとともに、上記プランジャの先端部で通液が遮断されるノズル部を設けてなり、上記トリガーの回動操作による上記プランジャポンプの蓄圧力により上記プランジャを上記大径シリンダに対して相対移動させることにて上記ノズル部を開き、液状物を噴出せしめるスプレー容器において、上記小径シリンダに、外気及び該小径シリンダ内の残圧を上記気液導入路に導く気液導入孔を設けるとともに、上記プランジャに、上記小径シリンダ内面に摺接して上記気液導入孔に連なる外気導入経路を開閉する外気シール部と、上記小径シリンダ内面に摺接して上記気液導入孔に連なる残圧導入経路を開閉する残圧シール部を設け、上記トリガーを引いた状態で、上記プランジャの上記外気シール部を上記小径シリンダ内面から押し開いて上記外気導入経路を開く外気導入用リブと、該プランジャの上記残圧シール部を該小径シリンダ内面から押し開いて上記残圧導入経路を開く残圧導入用リブとを、該小径シリンダ内面に設けてなることを特徴とするスプレー容器。

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