特許
J-GLOBAL ID:200903072176247505

作業車両の走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 芳朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260872
公開番号(公開出願番号):特開平9-076931
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 車両の直進性と任意半径での旋回性とを確保させる走行装置を、単一の油圧ポンプと2つの油圧モータを備えたものとする。【解決手段】 単一の可変容積形油圧ポンプ18の吐出流をフローデバイダ65により2分割して、定容積形の第1及び第2の油圧モータ19,20に対し供給する。第1の油圧モータによって駆動され車両走行を得させる左右の走行駆動軸に対し、第2の油圧モータにより左右逆方向の付加回転を与えて、車両の旋回を得る。フローデバイダを、操向操作具により分割流量比を変更制御されるものとし、また同操作具の操作で変位制御される方向切換弁68によって、第2の油圧モータに対する作動油の給排を制御させる。
請求項(抜粋):
単一の可変容積形油圧ポンプ(18)によって駆動させる定容積形の第1の油圧モータ(19)及び第2の油圧モータ(20)を設けて、第1の油圧モータを左右の最終走行駆動手段(1)に伝動する左右の走行駆動軸(25L,25R)に対し連動連結する一方、第2の油圧モータを該左右の走行駆動軸に対し、左右の走行駆動軸に互いに逆方向の付加回転を付与可能な付加回転伝達装置(31)を介して連動連結し、上記油圧ポンプ(18)の吐出油を2分割して第1の油圧モータ(19)と第2の油圧モータ(20)とに供給する分割流量比可変形のフローデバイダ(65)を設けて、該フローデバイダを操向操作具(10)に対し、操向操作量が大きいほど第2の油圧モータに対する供給油量が高められるように接続し、上記フローデバイダ(65)と第2の油圧モータ(20)間に、上記操向操作具(10)により変位制御されて第2の油圧モータに対する作動油の給排を切換え制御する方向切換弁(68)を設けてある作業車両の走行装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭53-096131
  • 特開平3-169745

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