特許
J-GLOBAL ID:200903072180924937

トンネルの構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相田 伸二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-131517
公開番号(公開出願番号):特開2000-320288
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】地山の先行変位に起因する荷重を、地山に分散することが出来、先行建て込み支保工で支持する必要のない、トンネルの構築方法を提供すること。【解決手段】切羽前方に、該切羽に先行する形で導坑(16)を掘削し、導坑(16)から鋼管(9)をトンネル掘削方向と交差する方向に打設して、鋼管(9)から周囲地山(7)に対して地盤改良材を注入して周囲地山の地盤改良を行って、鋼管(9)と改良された地山(7)により人工地山アーチ(6)を構築し、人工地山アーチ(6)を利用してトンネル(1)の本坑の掘削を行うトンネルの構築方法において、鋼管(9)に、本坑の掘削に伴って切羽前方に発生する地山の先行変位を吸収する先行変位吸収手段(12、15など)を設け、先行変位吸収手段により、鋼管(9)が負担する荷重を減少させるようにする。
請求項(抜粋):
切羽前方に、該切羽に先行する形で導坑を掘削し、該導坑から鋼管をトンネル掘削方向と交差する方向に打設して、該鋼管から周囲地山に対して地盤改良材を注入して周囲地山の地盤改良を行って、鋼管と該改良された地山により人工地山アーチを構築し、該人工地山アーチを利用してトンネルの本坑の掘削を行うトンネルの構築方法において、前記鋼管に、前記本坑の掘削に伴って切羽前方で発生するする地山の先行変位を吸収する先行変位吸収手段を設け、該先行変位吸収手段により、前記鋼管が負担する荷重を減少させるようにして構成した、トンネルの構築方法。

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