特許
J-GLOBAL ID:200903072181862315

地中掘進機の位置計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155390
公開番号(公開出願番号):特開平11-002520
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 掘進位置の計測の際、光を受光手段に当てるための操作をしなくても済み、そのための操作機構を要しない地中掘進機の位置計測装置を提供する。【解決手段】 計測ユニット4,5,6を、全ての隣接する計測ユニットに拡散光を発する光源42と、隣接する計測ユニットの全ての光源42からの拡散光を集める凸レンズ及び凸レンズにより集められた光を受光しその受光した光の位置により隣接する計測ユニットの光源の方向を検出するCCD撮像素子を有する光源方向検出手段41と、隣接する計測ユニットの一方に付設した拡散光による光波を発する光波距離計10と、他方に付設したその光波を光波距離計10に向かって反射する反射プリズム11とで構成し、各計測ユニット4,5,6での検出結果に基づいて得られる各光源42の方向に関するデータと光波距離計10で得られる計測ユニット4,5,6間の各距離に関するデータとに基づいて、計測基点に対する被計測点の相対位置を中央演算処理装置7で演算するようにした。
請求項(抜粋):
地下坑を掘削しながら地中を掘進する地中掘進機の掘進位置の計測に用いられ、掘進方向前方に配置しその掘進位置の指標となる被計測点の位置を、掘進方向後方に配置し計測の基点となる計測基点との位置関係で計測する地中掘進機の位置計測装置であって、前方に拡散光を発することのできる光源と前方の光源からの拡散光を集めることのできる集光手段と集光手段により集められた光を受光しその受光した光の位置により前方の光源の方向を検出し得るように配置された受光手段とを有し計測基点を設定する基点計測ユニットと、後方に拡散光を発することのできる光源と後方の光源からの拡散光を集めることのできる集光手段と集光手段により集められた光を受光しその受光した光の位置により後方の光源の方向を検出し得るように配置された受光手段とを有し被計測点を設定する被測点計測ユニットと、前方及び後方に拡散光を発することのできる光源と前方及び後方の光源からの拡散光をそれぞれ集めることのできる集光手段と集光手段によりそれぞれ集められた光を受光しその受光した各光の位置により前方及び後方の各光源の方向を検出し得るように配置された受光手段とを有し地下坑内における基点計測ユニットと被測点計測ユニットとの間に配置される少なくとも一つの中間計測ユニットとを設けるとともに、これら基点計測ユニット、被測点計測ユニット及び中間計測ユニットの各計測ユニットにおける隣接する計測ユニットの一方の計測ユニットに拡散光による光波を発する光波距離計を付設し他方の計測ユニットにその光波を光波距離計に向かって反射する光反射手段を付設して構成し、各計測ユニットでの検出結果に基づいて得られる各光源の方向に関するデータと光波距離計により得られる各計測ユニットにおける隣接する計測ユニット間の各距離に関するデータとに基づいて、計測基点に対する被計測点の相対位置を演算手段で演算して計測するようにしたこと特徴とする地中掘進機の位置計測装置。
IPC (2件):
G01C 15/00 ,  E21D 9/06 301
FI (2件):
G01C 15/00 A ,  E21D 9/06 301 F

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