特許
J-GLOBAL ID:200903072186825051
除湿素子の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-061725
公開番号(公開出願番号):特開2002-263436
出願日: 2001年03月06日
公開日(公表日): 2002年09月17日
要約:
【要約】【課題】 高い除湿能力をもつ除湿素子をより安価に提供し得る除湿素子の製造方法を提案する。【解決手段】 吸着用素子基材2と冷却用素子3とを得る第1工程と、吸着用素子基材2と冷却用素子3との交互積層によって素子組付体10を得る第2工程と、素子組付体10を吸着剤スラリー12中に浸漬する第3工程と、素子組付体10の不要な吸着剤を除去する第4工程と、素子組付体10を乾燥させて吸着用素子4を得る第5工程とを経て除湿素子を製造する。従って、吸着剤未担持の吸着用素子基材2と冷却用素子3との積層で素子組付体10を得ることから吸着剤の脱落による無駄がなくなる。また、素子組付体10を吸着剤スラリー12中に浸漬した後、不要な吸着剤を除去することで吸着剤の担持が必要な各吸着用素子基材2のそれぞれのみに、且つ一度で吸着剤を付着させることができ、その作業性が格段に向上し、除湿素子の低コスト化が図れる。
請求項(抜粋):
無機バインダーとの濡れ性の高いシート状素材を用いて片面ダンボール状又は両面ダンボール状の形態をもち且つその内部に多数の通気路(23)が並設された吸着用素子基材(2)と無機バインダーとの濡れ性の低いシート状素材を用いて両面ダンボール状の形態をもち且つその内部に多数の通気路(33)が並設された冷却用素子(3)とを得る第1工程と、上記吸着用素子基材(2)と冷却用素子(3)とを、該各通気路(23),(33)が互いに交差するようにして交互にケーシング(5)内に積層配置し且つこれらを一体化して素子組付体(10)を得る第2工程と、上記素子組付体(10)を吸着剤と無機バインダーとからなる吸着剤スラリー(12)中に浸漬して該素子組付体(10)の上記吸着用素子基材(2)と冷却用素子(3)の表面に吸着剤を付着させる第3工程と、上記素子組付体(10)の上記冷却用素子(3)及び上記ケーシング(5)に付着した吸着剤を除去する第4工程と、上記素子組付体(10)を乾燥させ上記吸着用素子基材(2)の表面に付着した吸着剤を該吸着用素子基材(2)に担持させて吸着用素子(4)とし該吸着用素子(4)と上記冷却用素子(3)とが交互に積層された除湿素子(1)を得る第5工程と、を備えたことを特徴とする除湿素子の製造方法。
Fターム (10件):
4D052AA08
, 4D052CE00
, 4D052FA01
, 4D052HA00
, 4D052HA01
, 4D052HA02
, 4D052HA03
, 4D052HA27
, 4D052HB02
, 4D052HB06
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