特許
J-GLOBAL ID:200903072193099838

燃料電池用触媒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下田 容一郎 ,  田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-106579
公開番号(公開出願番号):特開2006-222092
出願日: 2006年04月07日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】入手が容易で、比較的廉価な金属で触媒を構成することができ、さらに白金と同様又はそれ以上に触媒機能を高めることができる燃料電池用触媒の製造方法を提供する。【解決手段】燃料電池用触媒の製造方法は、Ptを炭素基板に蒸着させる工程と、第VIII族元素であるFe、Co、Niのうち少なくとも一種の元素をPtの周囲に蒸着させる工程と、Alを第VIII族元素の周囲に蒸着させることにより三層膜の合金基材を形成する工程と、合金基材を粉砕して三層の合金粉末を得る工程と、三層の合金粉末を、カーボンペースト、ポリカルボキシシラン混合物に溶剤を加えながら粒状に造粒してカーボン粒子の表面上に担持させる工程と、担持させた合金粉末を熱処理してPt-第VIII族元素-Al合金化することにより燃料電池用触媒を得る工程と、からなる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
Pt、第VIII族元素であるFe、Co、Niのうちの少なくとも一種、及びAlのそれぞれの元素を準備する工程と、 前記Ptにプラズマを照射して蒸発させ、蒸発させたPtを粒子状態で炭素基板に蒸着させる工程と、 前記第VIII族元素であるFe、Co、Niのうち少なくとも一種の元素にプラズマを照射して蒸発させ、蒸発させた第VIII族元素を、前記粒子状態のPtの周囲に蒸着させる工程と、 前記Alにプラズマを照射して蒸発させ、蒸発させたAlを、前記蒸着させた第VIII族元素の周囲に蒸着させることにより、Pt、第VIII族元素、及びAlで三層膜の合金基材を形成する工程と、 前記合金基材を粉砕して三層の合金粉末を得る工程と、 前記三層の合金粉末を、カーボンペースト、ポリカルボキシシラン混合物に溶剤を加えながら粒状に造粒し、粒状の合金粉末をカーボン粒子の表面上に担持させる工程と、 前記担持させた合金粉末を熱処理してPt-第VIII族元素-Al合金化することにより燃料電池用触媒を得る工程と、 からなることを特徴とする燃料電池用触媒の製造方法。
IPC (1件):
H01M 4/88
FI (1件):
H01M4/88 K
Fターム (25件):
5H018AA06 ,  5H018BB00 ,  5H018BB01 ,  5H018BB06 ,  5H018BB07 ,  5H018BB11 ,  5H018BB12 ,  5H018BB13 ,  5H018CC06 ,  5H018DD08 ,  5H018EE02 ,  5H018EE03 ,  5H018EE05 ,  5H018EE10 ,  5H018EE17 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB01 ,  5H026BB04 ,  5H026BB06 ,  5H026CX04 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE08 ,  5H026EE18

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