特許
J-GLOBAL ID:200903072199698113

競合イムノアッセイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-536564
公開番号(公開出願番号):特表平11-507125
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】競合イムノアッセイにおいて被検体を検出及び/又は測定するためのクロマトグラフアッセイ装置は、単一のアッセイ装置で被検体濃度について半定量的又は定量的表示を与え、また流れが該装置中で適切に生じているという陽性表示も与える。一つの態様において、該装置は、試料調製帯域(18)と吸収剤(20)とを含む第一の対向させ得る構成部品(12)と;捕集帯域と検出帯域とを有する第一のクロマトグラフ媒体(22)、比較帯域(38)を有する第二のクロマトグラフ媒体(32)及び比較標識帯域(40)を含む第二の対向させ得る構成部品(14)とを含んでなる。
請求項(抜粋):
競合イムノアッセイ装置であって、 (a)(i)補助特異結合対の第一のメンバーに結合されかつ標識された被検体用特異結合パートナーを溶解可能な形で含む試料調製帯域、及び (ii) 前記第一の対向させ得る構成部品上の前記試料調製帯域から離れた吸収剤であって、その中に流体を吸収するための吸収剤を含んでなる第一の対向させ得る構成部品、並びに (b)(i)第一と第二の端部を有する第一のクロマトグラフ媒体であって、該媒体上に下記の2つの帯域: (A) 第一のクロマトグラフ媒体に結合されている固定化被検体又はその類縁体の第一の帯域、及び (B) 第一のクロマトグラフ媒体に結合されている第一のメンバーに特異的親和性をもつ前記補助特異結合対の第二のメンバーである固定化分子の第二の帯域を含む第一のクロマトグラフ媒体と、 (ii) 第一と第二の端部を有する第二のクロマトグラフ媒体であって、該媒体上に比較帯域を含み、該比較帯域がそれに固定化された既知量の被検体又はその類縁体を含むものである第二のクロマトグラフ媒体と、 (iii)比較標識帯域であって、その中に被検体またはその類縁体に対する標識された特異結合パートナーを前記第二のクロマトグラフ媒体と操作可能な接触をし溶解可能な形で含む比較標識帯域とを含む、前記第一の対向させ得る構成部品に蝶着し得る第二の対向させ得る構成部品を具備してなり、前記第一の対向させ得る構成部品と、前記第二の対向させ得る構成部品とを、これら構成部品同士が対向していない位置から対向した状態にした場合に、前記試料調製帯域が前記第一のクロマトグラフ媒体の第一の端部と操作可能な接触をして、試料と、前記の補助特異結合対の第一のメンバーに結合された被検体用の標識された特異結合パートナーとが前記第一のクロマトグラフ媒体に加えられ、かつ前記吸収剤が前記第一のクロマトグラフ媒体の第二の端部及び前記第二のクロマトグラフ媒体の第二の端部と操作可能な接触をして、流体を前記第一のクロマトグラフ媒体及び前記第二のクロマトグラフ媒体を通してこれら2つのクロマトグラフ媒体のそれぞれの第一の端部からそれぞれの第二の端部に引き寄せ、それによって前記装置が被検体の存在について検出可能な競合表示を与えるものである、競合イムノアッセイ装置。
IPC (2件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 511
FI (2件):
G01N 33/543 521 ,  G01N 33/543 511 A

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