特許
J-GLOBAL ID:200903072215914409

着信者選択接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302368
公開番号(公開出願番号):特開平8-163251
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 電気通信サービスにおいて、任意の加入者がプッシュボタン等によって指定する属性情報に基づいて、着信者を自動的に選択し、加入者と選択された着信者を接続する。【構成】 交換装置1は複数存在し、電気通信網を利用する通信主体である加入者2の通信装置3に接続される回線4を収容している。電気通信網内の多数の交換装置1と網制御装置5とを接続する制御情報の伝送手段7は、本発明に基づく通信を実現するための制御情報を送受信する。また、カスタマシステム8は、接続先番号とその属性情報の対応リストを有する。網制御装置5とカスタマシステム8を接続する制御情報の伝送手段9は、前記制御情報を送受信し、伝送手段9は必要により相互接続時のセキュリティ保護等の目的のためのゲートウェイ10を含む。
請求項(抜粋):
交換機能を有する交換装置と、発信端末からの発呼を受けてサービスの種別を判定するサービス種別判定手段と、前記交換装置に対して接続指示を与える接続指示手段と、前記交換装置に対して加入者に対するガイダンスの送出指示を出すガイダンス送出指示手段と、前記交換装置に対して加入者に対するプッシュボタン信号を含む情報の収集を指示する情報収集指示手段と、種々のサービス論理を実行するサービス実行制御手段を有する網制御装置と、接続先名義および接続先番号と属性情報との対応関係を有する接続先属性情報リストと、加入者から属性条件の収集を行うに際しての電気通信網端末の操作手順および加入者から収集すべき属性条件に関するカスタマガイダンス情報とを格納する情報蓄積手段と、加入者から入力されたプッシュボタン信号を含む情報と前記属性情報を照合して条件に一致する接続先を自動的に選出する接続先自動選出手段を有するカスタマシステムとが存在する電気通信網であって、カスタマシステムと網制御装置、および網制御装置と交換装置を、それぞれ信号伝達回線により接続した系において、前記接続先属性情報および前記カスタマガイダンス情報を前記カスタマシステム内の前記情報蓄積手段に予め登録しておき、加入者が所定の番号をダイヤルすることにより発呼が行われると、前記交換装置の番号分析によってサービス起動が前記網制御装置に通知され、前記網制御装置の前記サービス種別判定手段によってサービス種別およびカスタマが識別され、前記サービス実行制御手段によってサービス要求が前記カスタマシステムに通知され、前記カスタマシステム内の前記情報蓄積手段に格納された前記カスタマガイダンス情報を、該カスタマシステムから前記網制御装置に送信し、送信を受けて該網制御装置の前記ガイダンス送出指示手段と情報収集指示手段が前記交換装置に対してガイダンスの送出と情報の収集を指示する信号を送信し、該信号に基づき、前記交換装置が発呼を行った加入者へ適当な情報投入用の手順説明や表示を行い、受信した情報が該交換装置から前記網制御装置を経由して前記カスタマシステムに転送され、該カスタマシステム内の前記接続先自動選出手段は、前記情報蓄積手段内の前記接続先属性情報リストと加入者から前記網制御装置経由で収集した属性条件を照合することによって、属性条件に一致する接続先を自動的に選出し、前記カスタマガイダンス情報に従って前記カスタマシステムは加入者から対話的に属性条件の絞り込みを行い、絞り込みによって求められた接続先番号を前記網制御装置に送信し、該網制御装置の前記接続指示手段によって前記交換装置に接続指示が出され、該交換装置の交換機能によって加入者と選択された着信者の間に通信回線が設定されることを特徴とする着信者選択接続方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-036870

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