特許
J-GLOBAL ID:200903072216669882

溶融銑鉄を製造するためのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-565197
公開番号(公開出願番号):特表2002-522640
出願日: 1999年07月12日
公開日(公表日): 2002年07月23日
要約:
【要約】本発明は、塊状の形態とされた鉄含有材料と石炭と酸素含有ガスとが供給され還元ガスが同時に形成されさらに鉄含有材料が融解されるような融解ガス化炉内において、鉄含有材料から溶融銑鉄またはスチール中間製品を製造するためのプロセスに関するものである。石炭粒と鉄含有材料とを融解ガス化炉内に上方から供給して融解ガス化炉内に固定床を形成し、固定床の上部に配置されたドーム空間内に石炭が揮発性炭化水素成分を放出させるようになっており、微粉燃料バーナーが、斜め上方から固定床を向くような向きとして設置されている。微粉燃料バーナーの動作が、微粒の形態とされた炭素化合物の中の炭素成分の燃焼が少なくとも40%という割合で起こり、これにより、CO2 が形成されるように制御される。本発明は、また、このようなプロセスを実施し得る装置に関するものである。
請求項(抜粋):
例えば部分的におよび/または完全に還元されたスポンジ状鉄といったような塊状の形態とされた鉄含有材料と塊状石炭と必要であれば他の炭素含有材料と酸素含有ガスとが供給され還元ガスが同時に形成されさらに可能であれば完全な酸化の前に前記鉄含有材料が融解されるような融解ガス化炉であるとともに、前記塊状石炭と前記鉄含有材料とを前記融解ガス化炉内に上方から供給して前記融解ガス化炉内に固定床を形成し、該固定床の上部に配置されたドーム空間内に前記石炭が揮発性炭化水素成分を放出させるようになっており、さらに、微粒の形態の炭素化合物と酸素含有ガスとによって動作する複数の微粉燃料バーナーが、前記ドーム空間の水平方向横断面内において互いにほぼ等間隔でもって前記融解ガス化炉のシェルを貫通して設置され、かつ、斜め上方から前記固定床を向くような向きとして設置されているような融解ガス化炉の内部において、前記鉄含有材料から溶融銑鉄または一次スチール製品を製造するためのプロセスであって、 微粒の形態の炭素化合物と酸素含有ガスとによる複数の微粉燃料バーナーの動作を、微粒の形態とされた前記炭素化合物の中の炭素成分の燃焼が設定化学量論比に従った態様で少なくとも40%という割合で起こってCO2 が形成されこれにより前記石炭から放出された前記揮発性炭化水素が酸化変換されるように、制御することを特徴とするプロセス。
IPC (6件):
C21B 11/08 ,  C10J 3/02 ,  C10J 3/46 ,  C21B 13/10 ,  F23B 5/00 301 ,  F23D 1/00
FI (12件):
C21B 11/08 ,  C10J 3/02 F ,  C10J 3/02 H ,  C10J 3/02 K ,  C10J 3/02 L ,  C10J 3/02 M ,  C10J 3/02 Z ,  C10J 3/46 F ,  C10J 3/46 H ,  C21B 13/10 ,  F23B 5/00 301 ,  F23D 1/00 A
Fターム (15件):
3K046AA01 ,  3K046AB03 ,  3K046AC01 ,  3K046AD01 ,  3K046BA07 ,  3K046CA02 ,  3K046DA00 ,  3K065QB10 ,  4K012CA06 ,  4K012CA07 ,  4K012CA08 ,  4K012DE04 ,  4K012DE06 ,  4K012DE08 ,  4K012DE09

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