特許

J-GLOBAL ID：200903072222477243

熱転写受像シート

発明者： 田村 仁彦 ,  高尾 志乃
出願人/特許権者： 大日本印刷株式会社
代理人 (1件)： 小西 淳美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-022961
公開番号（公開出願番号）：特開平9-193561
出願日： 1996年01月17日
公開日（公表日）： 1997年07月29日
要約：

【要約】【課題】 熱転写受像シートに関して、受像シート本来の性能に加えて、裏面が各種筆記具による筆記適性、切手接着性、及び離型性を有し、絵ハガキにも良好に使用できる他、受像シートの表裏を誤ってプリンターで転写しても熱転写シートと融着しないという性能、使用適性に優れた熱転写受像シートを提供する。【解決手段】 基材シート2の一方の面に色材受容層3を設け、もう一方の面に熱可塑性樹脂と細孔容積0.2 〜3.0 ml/gの親水性多孔質マイクロシリカからなる裏面層4と、重合度 500〜3000、ケン化度50〜95%のPVAからなる離型層6とを順に設けて熱転写受像シート1を構成する。尚、熱可塑性樹脂としてはポリビニルブチラールが好ましく、これにイソシアネート化合物等の硬化剤を加えてもよい。裏面層4には更に、マイクロシリカよりも粒子径の大きい球状の滑性フィラーを添加することも好ましい。

請求項（抜粋）：

基材シートの一方の面に色材受容層を積層し、もう一方の面に裏面層と離型層とを順次積層してなる熱転写受像シートにおいて、裏面層が、熱可塑性樹脂と、細孔容積0.2〜3.0ml/gの親水性多孔質マイクロシリカとを主成分として含有し、また、離型層が、重合度500〜3000でケン化度50〜95%のポリビニルアルコールであることを特徴とする熱転写受像シート。

IPC (4件)：

B41M 5/40 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/10 ,  B32B 27/20

FI (4件)：

B41M 5/26 H ,  B32B 27/00 Z ,  B32B 27/10 ,  B32B 27/20 Z