特許
J-GLOBAL ID:200903072223589428
波形補正装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250174
公開番号(公開出願番号):特開平7-087361
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 各種ビデオ機器、各種画像処理装置等に好適な波形補正装置に関する。波形エッジ部を急峻化することで画質を改善するが、入力信号の波形エッジ期間を検出してこの期間にのみエッジ強調成分を合成することにより、波形補正効果を低下させることなく不要なリンギングの発生を抑圧でき、より自然な形で再生画像の鮮鋭度及び解像度を改善できる装置を提供するものである。【構成】 波形補正を行うエッジ強調成分は、波形合成器15の非線形処理の制御パラメータαの値に応じて生成される。検出器19は入力信号Saの波形エッジ期間を検出し、波形エッジ期間のほぼ全期間で制御パラメータαを最大値γとし、十分なエッジ強調成分を生成させ、波形エッジ以外の期間では、制御パラメータαをエッジ強調成分を生成しない値である1に制御する。これにより、波形補正効果を低下させることなく不要なリンギングの発生を抑圧する。
請求項(抜粋):
入力信号である第1の信号が入力され、第2の信号を出力する直交高域フィルタと、前記第1の信号が入力され、第3の信号を出力する同相高域フィルタと、前記第2及び第3の信号が入力されて、この2つの信号のベクトル合成によって得られる振幅値と位相値とを用いて非線形処理を行い、前記第3の信号の波形エッジを急峻化した第4の信号を出力する波形合成器と、前記第1、第3、及び第4の信号が入力されて、前記第1の信号の一部である前記第3の信号を前記第4の信号と入れ替えることによって、前記第1の信号の波形エッジが強調された出力信号を得る加減算器と、前記第1の信号が入力されて、前記第1の信号の波形エッジ部を検出し前記非線形処理のパラメータを指定する制御信号を出力する検出器とより構成し、前記波形合成器は、前記制御信号が供給され、前記制御信号に応じて前記非線形処理のパラメータを変更し、前記第1の信号の波形エッジ部にのみエッジ強調を行うことを特徴とする波形補正装置。
IPC (2件):
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