特許
J-GLOBAL ID:200903072231978450
電源停電時のインバ-タ回生制動方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-324871
公開番号(公開出願番号):特開平5-168286
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】誘導電動機を負荷とする電圧形インバ-タの電源停電時に、円滑な回生制動を行い該電動機の円滑且つ速やかな減速を図る。【構成】前記インバ-タの電源停電時、該停電発生時点から所定の期間前記インバ-タを出力断状態となし、該所定期間経過後のインバ-タの出力周波数を前記停電発生時点における出力周波数と出力電圧とを変数とする所定の関係に従う初期値から前記電動機の減速特性に応じた所定の時間勾配にて低減させながら負の滑り周波数をもつものとなし、且つその出力電圧を零から所定の時間勾配にて増大させ該出力電圧が前記出力周波数と所定の比例関係の所定値に達すれば以後該比例関係に従って前記出力周波数と共に低減させるものとなし、或いは前記出力断状態終了時点から所定の期間にわたる出力電流一定制御期間を設け、前記電動機に対する円滑な回生制動を図る。
請求項(抜粋):
誘導電動機を負荷とするPWM方式電圧形インバ-タの運転時にその交流電源に停電が発生すれば、該インバ-タが前記電動機からの電力回生状態にあるか否かをその直流中間電圧の増減変化から判定し、もし該回生状態にあればその状態を継続して前記電動機の減速を引き続き行い、またもし前記回生状態になければ前記電源停電の発生時点から所定の期間にわたり前記インバ-タを一旦出力断状態となし、該所定期間経過後のインバ-タ出力に関しその出力周波数を前記電源停電発生時点における出力周波数と出力電圧とを変数とする所定の関数関係に従う初期値から前記電動機の減速特性に対応した所定の時間勾配にて低減させ、且つその出力電圧を零から所定の時間勾配にて増大させると共に該出力電圧が前記出力周波数と所定の比例関係にある値に達すれば以後該比例関係に従って前記出力周波数と共に低減させて前記電動機の制動を図ることを特徴とする電源停電時のインバ-タ回生制動方法。
IPC (2件):
H02P 7/63 302
, H02P 3/18 101
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