特許
J-GLOBAL ID:200903072240644130

コンロッドの位置決め保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284429
公開番号(公開出願番号):特開2001-105268
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】コンロッドの大端部および小端部がそれぞれ備える大径孔および小径孔の仕上げ加工を行なうにあたり、一連の加工サイクルでロスタイムとすることなく、作業者がコンロッドを容易に着脱し得るようにし、設備費の低減を図る。【解決手段】着脱位置および加工位置が、水平な回動軸線まわりに180度ずつ回動可能である保持枠55の両側に設定され、コンロッド41の小端部41bを小径孔43の内面への接触により位置決め可能な第1位置決め手段65と、コンロッド41を保持枠55に保持し得るクランプ手段66と、コンロッド41の大端部41aの弾発的に保持し得るナチュラルロック手段67とが、保持枠55の水平な回動軸線に関して対称な配置で保持枠55の着脱位置および加工位置に臨む側面に設けられ、コンロッド41の大端部41aを大径孔42の内面への接触により位置決め可能な第2位置決め手段145が着脱位置に配置される。
請求項(抜粋):
コンロッド(41)の大端部(41a)および小端部(41b)がそれぞれ備える大径孔(42)および小径孔(43)の仕上げ加工を行なうにあたって、コンロッド(41)を位置決め保持するためのコンロッドの位置決め保持装置であって、コンロッド(41)の着脱操作を行なうための着脱位置(SH)ならびに前記大径孔(42)および小径孔(43)の仕上げ加工を行なうための加工位置(SP)が、水平な回動軸線(64)まわりに180度ずつ回動可能である保持枠(55)の両側に設定され、前記大端部(41a)および小端部(41b)を当接させることが可能な基準支持面(62,63)と、該基準支持面(63)に当接した前記小端部(41b)を前記小径孔(43)の内面の周方向複数箇所への接触により位置決めするロック状態ならびに前記小端部(41b)の位置決めを解除して前記小径孔(43)から離脱するアンロック状態を切換可能な第1位置決め手段(65)と、前記コンロッド(41)を前記基準支持面(62,63)側に押圧して該コンロッド(41)を保持枠(55)に保持し得るクランプ手段(66)と、前記大端部(41a)の外側面を人力による着脱操作を可能として弾発的に保持するアンロック状態ならびに前記大端部(41a)の外側面を固定的に保持するロック状態を切換可能なナチュラルロック手段(67)とが、前記水平な回動軸線(64)に関して対称な配置にして前記保持枠(55)の着脱位置(SH)に臨む側面ならび前記加工位置(SP)に臨む側面に設けられ、前記基準支持面(62)に当接した前記大端部(41a)を前記大径孔(42)の内面の周方向複数箇所への接触により位置決めするロック状態ならびに前記大端部(41a)の位置決めを解除して前記大径孔(42)から離脱するアンロック状態を切換可能な第2位置決め手段(145)が前記着脱位置(SH)に配置され、前記着脱位置(SH)にある一方の第1位置決め手段(65)をロック状態とするとともに前記加工位置(SP)にある他方の第1位置決め手段(65)をアンロック状態とするようにして前記回動軸線(64)に関して対称である両第1位置決め手段(65)を共通に駆動する位置決め駆動手段(77)と、前記着脱位置(SH)にある一方のナチュラルロック手段(67)をアンロック状態とするとともに前記加工位置(SP)にある他方のナチュラルロック手段(67)をロック状態とするようにして前記回動軸線(64)に関して対称である両ナチュラルロック手段(67)を共通に駆動するナチュラルロック駆動手段(136)とが、前記保持枠(55)に設けられることを特徴とするコンロッドの位置決め保持装置。
Fターム (8件):
3C016AA01 ,  3C016BA04 ,  3C016CA03 ,  3C016CB03 ,  3C016CC01 ,  3C016CE05 ,  3C016HA01 ,  3C016HB01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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