特許
J-GLOBAL ID:200903072241326230

アンモニア測定装置用プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155744
公開番号(公開出願番号):特開平10-332668
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 NH3測定装置における高速応答性、精度及び触媒保守性の向上、並びに流路の腐食やつまりを防止する。【解決手段】 煙道内の排ガスの圧力を利用し、排ガスを煙道内に設置された試料入口17からサンプリングパイプ13内に取り込み、ガス採取口18からフィルタ19を介して測定に必要な量の排ガスを試料ガスとしてサンプリングパイプ15に取り込む。サンプリングパイプ15内に備えられた腐食防止ヒータ20により試料ガスは十分に加熱、保温される。採取された試料ガスは高温加熱ボックス4に送られ、NOx流路9とNH3流路7の2系統に分岐される。高温加熱ボックス4内で、NH3酸化電気炉ユニット6内部に備えられたNH3変換触媒により、NH3流路7のNH3はNOに酸化される。両流路7、9のNO濃度差がNH3濃度となる。
請求項(抜粋):
アンモニア系と窒素酸化物系の2系統に分かれた流路を持ち、アンモニア系流路には酸化型又は還元型アンモニア変換触媒をもち、それぞれの流路の一酸化窒素濃度を測定して、その濃度差からアンモニア濃度を求めるアンモニア測定装置に備えられる試料導入用プローブにおいて、煙道に挿入され排ガスの圧力がかかる方向の試料入口、及び試料ガスを煙道に戻す試料出口をもち、内部には前記試料入口から試料出口に向かう試料の流路をもつ第一のサンプリングパイプと、前記第一のサンプリングパイプの内側後部に設置され、前記第一のサンプリングパイプの試料ガスの流れに面して設けられ、フィルタを備えたガス採取口を有し、加熱手段を備えた第二のサンプリングパイプと、前記煙道外に設置され、前記酸化型又は還元型アンモニア変換触媒を内部に備えた加熱ボックスと、を備え、前記アンモニア系流路は前記第二のサンプリングパイプから前記触媒を経て検出器へ導かれ、前記窒素酸化物系流路は前記触媒を経ないで前記第二のサンプリングパイプから検出器へ導かれるように流路が形成されていることを特徴とするアンモニア測定装置用プローブ。
IPC (2件):
G01N 31/00 ,  G01N 1/22
FI (2件):
G01N 31/00 G ,  G01N 1/22 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-162230
  • 特開昭63-058151

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