特許
J-GLOBAL ID：200903072243717260
粉塵の分析方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
森 哲也 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-111830
公開番号（公開出願番号）：特開平5-306987
出願日： 1992年04月30日
公開日（公表日）： 1993年11月19日
要約：
【要約】【目的】製鉄所等の粉体を取り扱う作業所において発生する粉塵に含まれる物質を、明確に定量的に分析する。【構成】採取した粉塵(ここでは10種類の物質の粒状混合物を実験的に使用)に対して、重液分離を行う。これにより分けられた四つの試料群のうち、土砂群から磁選により砂鉄等を分離する。そして、各試料群と磁選された砂鉄等とに対して、それぞれ以下に示す操作Aを行う。すなわち、試料に対して偏光が垂直落射される顕微鏡により、試料中の各所に存在する各粒子からの反射光を観察して、前記各粒子の形、色、および反射多色性を調べる。この観察結果を、予め各物質について同様の観察して得られたデータと照合して、いずれの物質に該当するかを特定する。そして、各物質毎の粒子数を、特定された全粒子数に対する割合(Wx /W等)で示す。
請求項（抜粋）：
採取した粉塵に対して、重液分離と磁性の有無による分離とを行った後、前記重液分離により群分けされた各試料と磁性を有する試料とを、試料に対して偏光が垂直落射される顕微鏡のステージにそれぞれ設置し、この試料中の各所に存在する各粒子からの反射光を観察して、前記各粒子の形、色、および反射多色性を調べ、この観察結果を、予め前記粉塵に含まれると予想される各物質に対して、その粒子を前記と同じ観察を行って得られた各データと照合することにより、前記試料中の所定数の各粒子が前記各物質のいずれに該当するかを特定して、各物質毎に該当する粒子の数を数え、その数の前記所定数に対する割合で各物質の含有量を示すことを特徴とする粉塵の分析方法。
IPC (2件)：
引用特許：
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