特許
J-GLOBAL ID:200903072253552120

電子管用カソード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348426
公開番号(公開出願番号):特開平6-203738
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 受像管、撮像管、高周波発振管等に用いられる電子管にて、低コストで高性能のカソードを提供することを目的とする。【構成】 メカニカルアロイング、あるいはメカニカルグラインディングにより作成した、W等の耐熱性金属とBa等の電子放出材料とからなる混合多孔質板5を電極面に設け、その内側に電子放出材料を供給する補給体4を配置する。【効果】 メカニカルアロイング、あるいはメカニカルグラインディングにより細かく分散され、あるいは合金化した耐熱性金属と電子放出材料とからなる混合多孔質板5は、電子を放出する活性部の面積が増大し、電子放出能を増大する。そして、補給体4を併設することにより、電子放出能の安定性を高めることができる。
請求項(抜粋):
バリウム等の電子放出材料と耐熱性金属種とからなる電子管用カソードにおいて、電子放出材料と耐熱性金属種とからなる混合物をメカニカルアロイング、もしくはメカニカルグラインディングにより混合粉砕し、しかる後に板状に成形した混合多孔質板を設け、この板でモリブデンなどの耐熱性金属からなるカップに蓋をし、このカップ内に、蒸発、拡散などを含む過程により電子放出材料を供給する補給体を設けたことを特徴とする電子管用カソード。
IPC (2件):
H01J 1/28 ,  H01J 9/04

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