特許
J-GLOBAL ID:200903072254039442

圧力作動型密封リング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260796
公開番号(公開出願番号):特開平9-242875
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】低コストで製造可能であり、応力値の低く、かつ密着性能の良好な密封リングを提供する。【解決手段】圧力作動型密封リングは、環状湾曲部と第1環状脚部と第2環状脚部とを備えており、密封リングが配置される1対の部材間に流体圧によるシール部を形成する。第1および第2環状脚部は、それぞれ、第1密封表面と第2密封表面とを有する湾曲部を備えている。密封表面は環状脚部の自由端から離れた位置に形成されている。環状脚部の自由端は、自由端が低圧流体と接するように環状湾曲部と密封表面との間に位置している。この結果、密封リングが多層構造である場合には、高圧がシールを引きはがしてしまわないように、密封リングの自由端は低圧部に位置することになる。環状脚部の湾曲部は、環状湾曲部から連続して形成されているため、各層は溶接されていなくても確実に接合されている。
請求項(抜粋):
第1高圧流体が流動可能に接触可能な実質的に滑らかな第1表面と、前記第1高圧流体よりも圧力が低い第2低圧流体が流動可能に接触可能な第2表面とを有する環状湾曲部と、前記第2低圧流体が流動可能に接触可能な第1自由端を有し、かつ前記環状湾曲部の一方から前記第1自由端まで延びるように形成されており、前記環状湾曲部の前記第1表面から前記環状脚部の前記第1自由端まで連続的に延びるように形成された実質的に滑らかな第1表面と、前記環状湾曲部の前記第2表面から前記環状脚部の前記第1自由端まで延びるように形成された実質的に滑らかな第2表面とを有し、前記第1環状脚部の第1表面上に第1湾曲密封表面を有する湾曲部を備えている第1環状脚部と、前記第2低圧流体が流動可能に接触可能な第2自由端を有し、かつ前記環状湾曲部のもう一方から前記第2自由端まで延びるように形成されており、前記環状湾曲部の前記第1表面から前記環状脚部の前記第2自由端まで連続的に延びるように形成された実質的に滑らかな別の第1表面と、前記環状湾曲部の前記第2表面から前記環状脚部の前記第2自由端まで延びるように形成された実質的に滑らかな別の第2表面とを有し、前記第2環状脚部の第1表面上に第2湾曲密封表面を有する湾曲部を備えている第2環状脚部と、を備えた圧力作動型密封リング。

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