特許
J-GLOBAL ID:200903072256580132
熱可塑性樹脂発泡体の成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川北 喜十郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-147544
公開番号(公開出願番号):特開2003-334850
出願日: 2002年05月22日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】【課題】 熱可塑性樹脂の内部に均一な厚みの発泡層を有する熱可塑性樹脂発泡体の成形方法を提供する。【解決手段】 例えば超臨界状態のCO2を予め含浸した溶融樹脂を用いて射出成形を行う。溶融樹脂は、予めCO2が充填されたチャンバー内で、上面が開放された金型容器に射出充填される。金型容器は、溶融樹脂充填時の流動抵抗が極めて低く、容器内で圧力差は生じない。チャンバー内のCO2は溶融樹脂に対して可塑材として機能し、溶融樹脂の粘性が低く保たれる。溶融樹脂が金型端部まで十分に広がると共に、金型容器の成形パターン内部にまで十分に溶融樹脂が侵入する。次いで、プレス金型で金型容器の開放面を閉鎖し、溶融樹脂を加圧することにより、型締めされる。さらに、金型容器及びプレス金型で画成される空間容積を増大させることにより、溶融樹脂内部のCO2が圧力低下により気化し、溶融樹脂の内部は発泡状態となる。
請求項(抜粋):
金型に溶融樹脂を充填することにより熱可塑性樹脂発泡体を成形する方法であって、上記溶融樹脂に加圧CO2を含浸することと;CO2が充填されたチャンバー内に配置され且つ上面が開放された金型容器に、CO2が含浸された溶融樹脂を充填することと;金型容器に充填された溶融樹脂を、プレス金型を用いて加圧することと;上記溶融樹脂を加圧した後に、金型容器とプレス金型で画成される空間の容積を増大させて溶融樹脂を発泡させることを含む熱可塑性樹脂発泡体の成形方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
4F206AB02
, 4F206AB18
, 4F206AG20
前のページに戻る