特許
J-GLOBAL ID:200903072260524980
ポリシアン酸エステル樹脂組成物と熱硬化品およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-356883
公開番号(公開出願番号):特開平6-184397
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 ポリシアン酸エステル樹脂の高耐熱性および優れた電気物性等の特性を維持しながら、靱性、可撓性、接着性等の機械的特性等にも優れた熱硬化品、この熱硬化品の原料となるポリシアン酸エステル樹脂組成物、および、前記熱硬化品の製造方法を提供すること。【構成】 組成物は、ポリシアン酸エステル樹脂と、このポリシアン酸エステル樹脂との相溶域を有するポリフェニレンオキサイドとを必須成分として含むものであり、この組成物を原料として用い、そのポリシアン酸エステル樹脂とポリフェニレンオキサイドとを相溶させた後、ポリシアン酸エステル樹脂を熱硬化させることにより、この熱硬化したポリシアン酸エステル樹脂が主なる組成の相と、ポリフェニレンオキサイドが主なる組成の相とに分離させ、これら両分離相がともに連続して規則正しく絡み合った構造を形成している熱硬化品を得る。
請求項(抜粋):
下記一般式化1で表されるポリシアン酸エステル樹脂と、熱可塑性樹脂とを必須成分として含むポリシアン酸エステル樹脂組成物であって、前記熱可塑性樹脂が、前記ポリシアン酸エステル樹脂との相溶域を有し且つ下記一般式化2で表されるポリフェニレンオキサイドであることを特徴とするポリシアン酸エステル樹脂組成物。【化1】(式化1中、R1 は2官能以上の有機基を表し、xは2以上の整数を表す。)【化2】(式化2中、R2 、R3 、R4 、R5 は水素原子または炭素数1〜3の1価の有機基を表し、nは正の整数である。ただし、R2 、R3 、R4 、R5 は互いに同一であっても異なっていてもよい。)
IPC (2件):
C08L 49/00 LKM
, C08L 71/12 LQP
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-083152
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特開昭58-057921
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特開昭57-158232
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