特許
J-GLOBAL ID:200903072268120293

回転機械系システムの異常音検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178756
公開番号(公開出願番号):特開平11-023360
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 回転体の過渡時にも明確な異常音を検出できる。【解決手段】 回転体の近傍に設けられたマイクからなる第1検出部11で回転体の音圧のデータを得る。回転体の回転数を第2検出部12で検出し、検出データはパルス間隔抽出部13に入力され、その出力に回転数に比例したパルスを得る。このパルスは同期検出部14に入力され、第1検出部11で検出した音圧データをサンプリングする際に、第2検出部12から得られたパルスの間隔に同期して第1検出部11で検出された音圧データをサンプリングしてサンプリングデータを得る。このサンプリングデータはサンプリングデータ抽出部15で抽出され、そのサンプリングデータはデータ入力部16、データ格納部17を介して判定処理部18に入力される。この判定処理部18でデータの処理が行われて、接線の平行度の評価が行われ、ノイズが加わったデータであるかが判定結果部19で識別されて出力部20に出力される。
請求項(抜粋):
対象とする回転機械系システムに設けられた音圧データを検出する第1検出部と、回転機械系システムの回転数を検出する第2検出部と、第2検出部で検出された回転数をパルス出力に変換し、そのパルス間隔を抽出するパルス間隔抽出部と、この抽出部で抽出されたパルス間隔に同期して第1検出部で検出された音圧データをサンプリングする同期検出部と、この同期検出部で検出されたサンプリングデータを抽出するサンプリングデータ抽出部と、この抽出部で抽出されたサンプリングデータを取り込むデータ入力部と、このデータ入力部に取り込まれたサンプリングデータを格納するデータ格納部と、このデータ格納部に格納されたデータからn次元状態空間に埋め込まれた軌道の接線が導出され、接線の平行度の評価を行ってその判定処理をする判定処理部と、この判定処理部により判定された接線の平行度の判定値から確率過程によるランダムノイズが加わったデータであるかを識別する判定結果部とを備えたことを特徴とする回転機械系システムの異常音検出装置。
IPC (3件):
G01H 17/00 ,  G01H 3/00 ,  G01M 19/00
FI (3件):
G01H 17/00 A ,  G01H 3/00 Z ,  G01M 19/00 A

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