特許

J-GLOBAL ID：200903072270387558

旋回式建設機械

発明者： 益田 勇人 ,  大野 俊弘
出願人/特許権者： 日立建機株式会社
代理人 (1件)： 広瀬 和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-350303
公開番号（公開出願番号）：特開2000-170208
出願日： 1998年12月09日
公開日（公表日）： 2000年06月20日
要約：

【要約】【課題】 グリースバス内に収容すべき潤滑油の油量を減らし、グリースバスを含めた全体の重量を軽減させると共に、耐久性や寿命を高める。【解決手段】 旋回輪41の内輪42には内歯歯車47の下側に位置して環状の切欠き段部48を形成する。また、丸胴8の内周側には各ストッパプレート56を溶接により固着する。そして、グリースバス50の底板51を内輪42に対して位置決めするときには、底板51の外周縁部51Aを切欠き段部48の下面と各ストッパプレート56との間で挟持する。底板51の内周縁部51Bから上向きに立設した筒状板52と内輪42との間には、ピニオン26と内歯歯車47にグリース等の潤滑油Gを供給するための潤滑油収容空間53を形成する。

請求項（抜粋）：

下部走行体と、該下部走行体に旋回装置を介して旋回可能に支持された上部旋回体とを備え、前記旋回装置は、前記下部走行体側に設けられる内輪と、前記上部旋回体側に設けられ該内輪に転動子を介して回転可能に取付けられた外輪と、前記内輪の内周側に形成された内歯歯車に噛合するピニオンを有し旋回モータの回転を減速して該ピニオンに伝える旋回用の減速機と、該減速機のピニオンと前記内輪の内歯歯車との間に供給する潤滑油を貯えるグリースバスとにより構成してなる旋回式建設機械において、前記グリースバスは、外周縁部が前記内歯歯車の下側に位置して前記内輪の内周側に位置決めされ、内周縁部が径方向内向きに延びた環状の底板と、該底板の内周縁部側から上向きに立設され、前記内輪との間で底板上に潤滑油収容空間を形成する筒状板とにより構成し、前記内輪の内周側には前記底板の外周縁部を位置決めするために前記内歯歯車の下側位置を周方向に延びる環状の切欠き段部を設け、前記下部走行体側には該切欠き段部との間で前記底板の外周縁部を挟持する挟持用のストッパを設けたことを特徴とする旋回式建設機械。

Fターム (2件)：

2D015DA02 ,  2D015DA04