特許
J-GLOBAL ID:200903072272279906

波長選択性位相格子光学的ローパスフイルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-230156
公開番号(公開出願番号):特開平5-066370
出願日: 1991年09月10日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 輝度信号に大きく寄与するG成分の遮断空間周波数を色信号に寄与するR,B成分の遮断空間周波数よりも高くし、さら各成分毎のMTF特性を好適なものとし、高画質の映像を得ることのできる光学的ローパスフィルタを得る。【構成】 G波長帯域中心波長での屈折率を第1層10と第2層11とも非常に近い値を取り、屈折率分散は第1層10の方が第2層11よりも大きいように設定し、2層の境界面に周期的構造を形成することにより、2層間に発生する位相差はR,B波長帯域では大きくG波長帯域では小さいものとなり、波長選択性をもった光学的ローパス効果を発生させることができる。
請求項(抜粋):
少なくとも異なる2種類の層を重ね合わせ、境界面に位相差分布を発生させる形状を形成することにより、波長毎の光学的ローパス効果が異なり、下記の条件を満足することを特徴とする波長選択性位相格子光学的ローパスフィルタ(1)2種類の材料の屈折率は波長λが470nm<λ<580nmの範囲にある波長λにおいてNo(λ)=Ni(λ)(2)2種類の材料のアッベ数はνdo<νdiあるいはνdo>νdiただし、隣合う2層のうち、No(λ)は被写体側の層の波長λにおける屈折率、Ni(λ)は像面側の層の波長λにおける屈折率を、νdoは物体側の層のアッベ数、νdiは像面側の材層のアッベ数を示す。
IPC (2件):
G02B 27/46 ,  H04N 9/07

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