特許
J-GLOBAL ID:200903072272817517
衛星航法装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-320017
公開番号(公開出願番号):特開平11-153661
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】受信機内部の遅延時間に起因する測位誤差の発生を防止する衛星航法装置を提供する。【解決手段】各衛星から送信される信号と同一周波数の搬送波を、当該衛星の信号の変調位相とは所定量だけ異なる変調信号で変調した基準信号を変調部11で生成し、基準信号と複数の衛星からの位相変調信号とを受信回路3で受信し、受信回路3から出力される基準信号の変調に係る位相を復調部6で求め、受信回路3への供給時における基準信号の位相と復調部6で求めた基準信号の位相との差により受信回路3の内部遅延時間を求め、復調部5の出力に基づいて求めた受信時刻を受信回路3の内部遅延時間により補正して、測位する。
請求項(抜粋):
それぞれ異なる周波数の搬送波を位相変調する複数の衛星から送出される位相変調信号を受信する受信回路と、受信された信号から衛星の軌道情報を復調すると共に変調に係る位相を求める複数の復調部と、各衛星から送信される信号と同一の周波数の搬送波を、当該衛星の信号の変調位相とは所定の量だけ異なる位相の変調信号で変調した基準信号を生成する基準信号生成手段と、受信回路に対し衛星からの信号に加えて上記基準信号をも供給する混合手段と、受信回路経由後の上記基準信号の変調に係る位相を求める基準信号復調部と、受信回路へ供給時の基準信号の位相と上記基準信号復調部により求められる受信回路経由後の基準信号の位相とを比較して、受信回路の内部遅延量を各衛星毎に測定する遅延量測定手段と、各復調部により求められた位相から受信回路の内部遅延を含む信号の受信時刻をそれぞれ求め、遅延量測定手段により測定された内部遅延時間のうち受信に係る衛星に対応する値を用いて受信時刻を補正し、受信信号中に含まれている各衛星の軌道情報から求めた送信時刻および補正された受信時刻に基づき所定の測位計算を行うことにより使用者の現在位置を求める測位計算手段と、を備えたことを特徴とする衛星航法装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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