特許
J-GLOBAL ID:200903072273579610

容量可変型圧縮機の制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-116426
公開番号(公開出願番号):特開2001-295760
出願日: 2000年04月18日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】吐出容量の制御性や応答性を向上させることができる容量可変型圧縮機の制御弁を提供すること。【解決手段】弁体部43は、弁室46内での位置に応じて給気通路28の開度を調節する。感圧部材54は、冷媒循環回路に設定された二つの圧力監視点P1,P2の差圧PdH-PdLに応じて変位し、この変位は同差圧PdH-PdLの変動を打ち消す側に圧縮機の吐出容量が変更されるように、弁体部43の位置決めに反映される。ソレノイド部60は、弁体部43に付与する力を変更することで、感圧部材54による弁体部43の位置決め動作の基準となる設定差圧を変更可能である。
請求項(抜粋):
冷媒循環回路を構成し、クランク室の圧力に基づいて吐出容量を変更可能な容量可変型圧縮機に用いられる制御弁であって、前記クランク室と吐出圧力領域とを接続する給気通路又はクランク室と吸入圧力領域とを接続する抽気通路の一部を構成すべくバルブハウジング内に区画された弁室と、前記弁室内に変位可能に収容され、同弁室内での位置に応じて前記給気通路又は抽気通路の開度を調節可能な弁体と、前記弁体の変位を当接規制する弁体規制部と、前記弁体を弁体規制部に向けて付勢する弁体付勢手段と、前記バルブハウジング内に区画された感圧室と、前記感圧室内を第1圧力室と第2圧力室とに区画するとともに、第1圧力室側及び第2圧力室側に変位可能に設けられた感圧部材と、前記弁体と感圧部材とは分離及び当接係合可能とされていることと、前記冷媒循環回路に設定されその差圧が容量可変型圧縮機の吐出容量を反映する二つの圧力監視点のうち、高圧側に位置する第1圧力監視点の圧力は第1圧力室に導入されるとともに、低圧側に位置する第2圧力監視点の圧力は第2圧力室に導入されることと、前記第1圧力室と第2圧力室との圧力差の変動に基づく感圧部材の変位は、同圧力差の変動を打ち消す側に圧縮機の吐出容量が変更されるように弁体の位置決めに反映されることと、前記第1圧力室又は第2圧力室のうち弁室側に位置する圧力室内に設けられ、感圧部材の弁室側への変位を当接規制する感圧部材規制部と、前記感圧部材を感圧部材規制部に向けて付勢する感圧部材付勢手段と、前記弁体が弁体規制部に当接規制されてなおかつ感圧部材が感圧部材規制部に当接規制されることは、弁体と感圧部材とが分離された状態でもたらされることと、前記感圧部材規制部に当接規制された状態にある感圧部材と、同感圧部材から分離された状態にある弁体との間に形成される圧力室からの分離空間を、同圧力室と同じ圧力雰囲気に開放する開放手段と、前記弁体付勢手段の付勢力及び感圧部材付勢手段の付勢力と対抗する力を弁体に与えることで同弁体と感圧部材とを当接係合させ、さらにはこの力を外部からの制御によって変更可能なことで、感圧部材による弁体の位置決め動作の基準となる設定差圧を変更可能な外部制御手段とを備えたことを特徴とする容量可変型圧縮機の制御弁。
IPC (3件):
F04B 27/14 ,  F04B 27/08 ,  F04B 49/00 361
FI (3件):
F04B 49/00 361 ,  F04B 27/08 S ,  F04B 27/08 P
Fターム (29件):
3H045AA04 ,  3H045AA27 ,  3H045AA39 ,  3H045BA02 ,  3H045BA19 ,  3H045BA20 ,  3H045CA03 ,  3H045CA07 ,  3H045CA24 ,  3H045CA26 ,  3H045CA29 ,  3H045DA25 ,  3H045EA13 ,  3H045EA16 ,  3H045EA26 ,  3H045EA33 ,  3H045EA38 ,  3H045EA42 ,  3H045EA45 ,  3H045EA49 ,  3H076AA06 ,  3H076BB33 ,  3H076BB35 ,  3H076BB36 ,  3H076CC12 ,  3H076CC17 ,  3H076CC20 ,  3H076CC44 ,  3H076CC84
引用特許:
出願人引用 (3件)

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