特許
J-GLOBAL ID:200903072274618082

インクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 慎史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-064689
公開番号(公開出願番号):特開2003-159791
出願日: 2002年03月11日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】【課題】 電磁輻射線硬化型のインク、例えばUVインクを用いて記録媒体に画像形成を行なった場合に、インクを記録媒体に着弾させてから紫外線を照射してインクを硬化・定着させるためのタイミング設定を容易にし、良好な画像濃度及び定着性を得、画像形成後の記録媒体からの臭気の発生を抑制する。【解決手段】 インクジェット記録ヘッドから吐出された紫外線硬化型のインクが記録媒体に着弾した後インクに紫外線を照射するまでの時間を可変調節し、インクが記録媒体に浸透後(Tw)、同一のインク及び記録媒体についてブリストー法によって得られたそのインクの浸透量が70%以下(0.7Vmax)、望ましくは30%以下(0.3Vmax)となる前にインクに紫外線を照射し、これによって、浸透が進みすぎた場合に生ずる画像濃度の低下、定着不良及び臭気の発生を防止する。
請求項(抜粋):
インク滴を選択的に飛翔させるインクジェット記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動させるインクジェット記録装置において、前記インクジェット記録ヘッドから吐出されて前記記録媒体に付着した電磁輻射線硬化型のインクに電磁輻射線を照射してインクを硬化させる電磁輻射線照射部と、前記インクジェット記録ヘッドから吐出されて前記記録媒体にインクが付着してからこのインクに前記電磁輻射線照射部によって電磁輻射線を照射するまでの時間を、前記記録媒体にインクが浸透する最適な浸透量Vxについて、Vr≦Vx≦0.7Vmax但し、Vr:ブリストー法で定義されている粗さ指数Vx:媒体表面凹凸充填インク量と記録媒体への浸透量とを加算した量Vmax:記録媒体に付着したインク滴の量の関係を満たすように可変調節する電磁輻射線照射時間制御手段と、を具備することを特徴とするインクジェット記録装置。
FI (2件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 101 Y
Fターム (5件):
2C056EA04 ,  2C056EA19 ,  2C056EC14 ,  2C056EC36 ,  2C056HA44

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