特許

J-GLOBAL ID：200903072288063164

冷間加工性に優れた軸受用鋼

発明者： 高嶋 敏昭 ,  水野 幸隆
出願人/特許権者： 日本高周波鋼業株式会社
代理人 (1件)： 米屋 武志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-156864
公開番号（公開出願番号）：特開平11-335773
出願日： 1998年05月22日
公開日（公表日）： 1999年12月07日
要約：

【要約】【課題】 C量,Si量を低減することなく、転動疲労寿命などの特性を損なわずに素材の冷間鍛造性を向上させ、金型寿命を向上させることができる冷間加工性に優れた軸受用鋼を提供することにある。【解決手段】 重量%で、C:0.60〜1.20%、Si:0.10〜0.30%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、Cr:0.80〜2.00%、Al:0.005〜0.040%を夫々含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、該不可避不純物中、Ti:≦15ppm、O:≦12ppmに夫々抑制し、さらに球状化焼鈍後の平均炭化物中心間距離が0.500μm以上0.850μm以下、炭化物面積率が12%〜30%、さらに0.73×C量(重量%)+0.08≦平均炭化物中心間距離≦0.30×C量(重量%)+0.57を満足する構成とした軸受用鋼。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.60〜1.20%、Si:0.10〜0.30%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、Cr:0.80〜2.00%、Al:0.005〜0.040%を夫々含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、該不可避不純物中、Ti:≦15ppm、O:≦12ppmに夫々抑制し、さらに球状化焼鈍後の平均炭化物中心間距離が0.500μm以上0.850μm以下、炭化物面積率が12%〜30%、さらに0.73×C量(重量%)+0.08≦平均炭化物中心間距離≦0.30×C量(重量%)+0.57を満足する構成としたことを特徴とする冷間加工性に優れた軸受用鋼。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/50

FI (3件)：

C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/50