特許
J-GLOBAL ID:200903072288523190

車載発電機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-308253
公開番号(公開出願番号):特開平5-122999
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 発電電圧を低電圧側と高発電側で切換える際、負荷電流に応じたアイドルアップ/ダウン量を決定する必要がなく、エンジンの回転変動を低減でき、更にはアイドル回転数の一層の低下を可能にすることができる車載発電機制御装置を提供すること【構成】 界磁電流制御手段2の中に負荷応答制御部22を設け、電気負荷の投入又は遮断時などエンジンの状態が変化して車載発電機3の界磁電流制御を発電制御部20による制御から界磁電流制御部21による制御に切換える際には、一旦負荷応答制御部22による制御に移り、その後、界磁電流制御部21による制御に移行するようにした。【効果】 発電制御部20による制御から界磁電流制御部21による制御に切換える際での界磁電流の急変が、界磁電流制御部21により和らげられるので、エンジンのアイドル回転数の変動が抑えられ、アイドル運転の安定化と、これに伴ってアイドル回転数の充分な低下を得ることができる。
請求項(抜粋):
車両に搭載した内燃機関と、この内燃機関により駆動される発電機と、この発電機の発電電力により充電される蓄電手段と、上記発電機の界磁電流を制御する界磁電流制御手段とを有する車載発電機制御装置において、上記界磁電流制御手段が、少なくとも内燃機関の状態に応じて設定された目標発電電圧に応じて上記発電機の界磁電流を制御する発電制御部と、上記蓄電手段の出力電圧に基づいて上記発電機の界磁電流を制御する界磁電流制御部と、上記発電機の界磁電流の変化率を所定値に抑える負荷応答制御部とを備え、上記発電機の界磁電流の制御を上記発電制御部による制御から上記界磁電流制御部へ切換えるとき、一旦、上記負荷応答制御部による制御を経緯して切換えられるように構成したことを特徴とする車載発電機制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-308135
  • 特開昭61-015535

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