特許
J-GLOBAL ID:200903072289499225

燃料電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011390
公開番号(公開出願番号):特開平9-120832
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 ガス漏洩検査を簡単に行うことができる燃料電池の製造方法を提供する。【解決手段】 一方の面に酸素極2を備え且つ他方の面に燃料極3を備えた電解質層1と、酸素極2に臨む側と燃料極3に臨む側のいずれか一方に、セル内流路xを形成すべく配置される流路構成部材4とから矩形板状の燃料電池のセルCが構成され、セルCの複数を、夫々の間に柔軟性導電材7を充填した状態で、保持部材5に保持させて積層状態に並置し、且つ、その積層方向における酸素極2又は燃料極3が露出する端面部に、一対の開口端縁部を仕切る一対の隔壁部材8を一対の保持部材5に重ねた状態で設けて、セルユニットUを予め形成し、セルユニットUの複数を、それらの間に柔軟性導電材7を充填した状態で並置する。
請求項(抜粋):
一方の面に酸素極(2)を備え且つ他方の面に燃料極(3)を備えた電解質層(1)と、前記酸素極(2)に臨む側と前記燃料極(3)に臨む側のいずれか一方に、セル内流路(x)を形成すべく配置される流路構成部材(4)とから矩形板状の燃料電池のセル(C)が構成され、そのセル(C)は、前記流路構成部材(4)によって、前記セル(C)における一方の向かい合う一対の端面を、前記セル内流路(x)が開いた開口端面となり、他方の向かい合う一対の端面を、前記セル内流路(x)が閉じた閉塞端面となるように構成され、前記セル(C)における前記セル内流路(x)が開いた一対の開口端縁夫々に配置される一対の保持部材(5)に、前記セル(C)の厚さと同一又は略同一深さに形成されて、前記開口端縁が入れられる切り込み部(51)が設けられ、前記切り込み部(51)は、その切り込み部(51)に入れられる前記セル(C)における前記開口端縁の両端夫々に隣接する前記閉塞端面に夫々密着する当て付け面(53)を備え、前記セル(C)の複数が、前記酸素極(2)又は前記燃料極(3)が露出する面を外側に向けて前記開口端縁を前記切り込み部(51)に入れた状態で、前記保持部材(5)に保持されて、セル間流路(y)を形成すべく互いに間隔を隔てた状態で積層状態に並置され、前記セル間流路(y)が、前記一対の開口端面側において前記一対の保持部材(5)にて閉じられ、且つ、前記一対の閉塞端面側において開けられるように構成され、積層方向に隣接するセル(C)間に、気体の通流を許容する状態に形成された柔軟性導電材(7)が充填された燃料電池の製造方法であって、前記セル(C)の複数を、夫々の間に前記柔軟性導電材(7)を充填した状態で、前記保持部材(5)に保持させて積層状態に並置し、且つ、その積層方向における前記酸素極(2)又は前記燃料極(3)が露出する端面部に、前記一対の開口端縁部を仕切る一対の隔壁部材(8)を前記一対の保持部材(5)に重ねた状態で設けて、セルユニット(U)を予め形成し、前記セルユニット(U)の複数を、それらの間に前記柔軟性導電材(7)を充填した状態で並置する燃料電池の製造方法。
IPC (2件):
H01M 8/24 ,  H01M 8/04
FI (2件):
H01M 8/24 E ,  H01M 8/04 Z

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