特許
J-GLOBAL ID:200903072297839167

トリミングコンデンサ付積層回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042343
公開番号(公開出願番号):特開平10-241990
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 共振器(積層回路)にトリミング電極を設けて、コンデンサ容量を微調節し、共振周波数を調節する技術が知られているが、微調節しかできず、共振周波数を変更する毎に設計、作成する必要があり、コストアップする。【解決手段】 共振周波数を設定する共振用コンデンサは第4絶縁層Z4 および第3、第4電極パターンP3 、P4 からなり、その上面に第3絶縁層Z3 と第2電極パターンP2 を設け、第3絶縁層Z3 および第2、第3電極パターンP2 、P3 からなる粗調節用コンデンサを設けた。さらに、その上面に第2絶縁層Z2と第1電極パターンP1 を設け、第2絶縁層Z2 および第1、第2電極パターンP1 、P2 からなる微調節用コンデンサを設けた。面積の大きい第2電極パターンP2 をトリミングしてコンデンサ容量を広い範囲で変更し、面積の小さい第1電極パターンP1 をトリミングしてコンデンサ容量を微調節することで、共振周波数が変更できる。つまり、汎用性が広がり、コストダウンする。
請求項(抜粋):
a)平板状を呈した絶縁材料よりなる主絶縁層と、b)この主絶縁層の一方の面に配された導電性の第1コンデンサ電極と、前記主絶縁層の他方の面に配され、前記主絶縁層を介して前記第1コンデンサ電極に対向する導電性の第2コンデンサ電極と、c)前記第1コンデンサ電極の反主絶縁層側に配され、平板状を呈した絶縁材料よりなる第1トリミング絶縁層と、d)この第1トリミング絶縁層の反第1コンデンサ電極側に配され、前記第1トリミング絶縁層を介して前記第1コンデンサ電極に対向する導電性の第1トリミング電極と、e)この第1トリミング電極の反第1トリミング絶縁層側に配され、平板状を呈した絶縁材料よりなる第2トリミング絶縁層と、f)この第2トリミング絶縁層の反第1トリミング電極側に配され、前記第2トリミング絶縁層を介して前記第1トリミング電極に対向する導電性の第2トリミング電極と、を具備し、前記第1、第2トリミング電極をトリミングすることで内部のコンデンサ容量が調節可能なトリミングコンデンサ付積層回路。
IPC (3件):
H01G 4/255 ,  H01P 7/00 ,  H03H 5/02
FI (3件):
H01G 4/34 ,  H01P 7/00 Z ,  H03H 5/02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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