特許
J-GLOBAL ID:200903072300851718

トリアリ-ルスルホニウムのヘキサフルオロ金属または半金属塩の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-117872
公開番号(公開出願番号):特開平5-004996
出願日: 1991年04月23日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】次式により、五酸化リンとメタンスルホン酸(MSA)の溶液の存在下でジアリ-ルスルホキシドと芳香族の基質(たとえばアリ-ルアルキルエ-テル)とを反応させてトリアリ-ルスルホニウム錯体を生成させ、次に得られたトリアリ-ルスルホニウム錯体とアルカリ金属のヘキサフルオロ金属または半金属塩とのメタセシスを起こさせる、トリアリールスルホニウムのヘキサフルオロ金属または半金属塩の製造方法。(RとR1はC(6-13)で一価の芳香族有機残基、QはR1を活性化する基、たとえばC(1-8)アルコキシ基、Xはアルカリ金属イオンであり、Yは第VA族または第VIA族の金属または半金属であり、MSAはメタンスルホン酸である。)【効果】これらは、各種有機材料(エポキシ樹脂、環式エーテル、ならびにカチオン性重合可能な有機材料、脂肪族性不飽和化合物、たとえばスチレン、α-メチルスチレンなど)の光重合を実施する際に光開始剤として使用することができる。
請求項(抜粋):
(1)五酸化リンのメタンスルホン酸溶液を有効量で存在させて、ジアリ-ルスルホキシドと、チオフェン類、アリ-ルアルキルエ-テル類、アリ-ルアルキルチオエ-テル類およびポリアリ-ルスルフィド類より成る群の中から選択された化合物とを反応させてトリアリ-ルスルホニウム錯体を生成させ、(2)(1)で得られたトリアリ-ルスルホニウム錯体とアルカリ金属のヘキサフルオロ金属または半金属塩とのメタセシスを起こさせ、(3)(2)の混合物からトリアリ-ルスルホニウムのヘキサフルオロ金属または半金属塩を回収することからなる、トリアリ-ルスルホニウムのヘキサフルオロ金属または半金属塩の製造方法。
IPC (3件):
C07F 9/206 ,  C07F 9/90 ,  C08G 59/68 NKL

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