特許
J-GLOBAL ID:200903072310416025

地熱発電所バイオ脱硫システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-316471
公開番号(公開出願番号):特開平8-112514
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 2基の微生物処理槽を切り替えて使用することなしに連続的に、かつ経済的にガス脱硫を行いうる地熱発電所バイオ脱硫システムを提供する。【構成】 蒸気タービン5を出た蒸気はコンデンサ6に導かれ、その高硫化水素含有不凝縮ガス8は微生物処理槽10に導かれて酸化される。微生物処理槽10内で酸性化した培養液12は菌体分離フィルタ13に導かれ分離された微生物15はライン25から微生物処理槽10へ戻される。微生物処理槽10には培養液タンク19と増殖用培養槽20から培養液と菌体を供給し槽10内の菌体の量が一定に保たれる。微生物処理槽10にはアルカリ注入ライン16をもつ逆洗ラインが設けられている。地熱水203は培養液タンク19と増殖用培養槽20内の熱交換器22-1、22-2に送られ熱源として用いられている。
請求項(抜粋):
高温・好酸硫黄酸化微生物を用いた微生物処理槽と、同微生物処理槽とは独立の増殖用培養槽を持ち、前記微生物処理槽で硫化水素を脱硫し生成した硫酸を含む酸性水を還元井に注入して同還元井の閉塞を防止するように構成した地熱発電所バイオ脱硫システムにおいて、前記微生物処理槽に菌体分離フィルタを設置し、同菌体分離フィルタを通して前記微生物処理槽内の酸性化した培養液から酸性水と微生物を抜き出し、その微生物を前記微生物処理槽に戻す構成を有することを特徴とする地熱発電所バイオ脱硫システム。

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