特許
J-GLOBAL ID:200903072314333728

電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011908
公開番号(公開出願番号):特開平5-200406
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】エッチング性能に優れ、高静電容量を得ることができ、かつ幅方向において静電容量にバラツキのない電解コンデンサ用アルミニウム箔を製造する。【構成】純度99.9%以上のアルミニウムスラブを用い、熱間圧延後最終仕上圧延前に、アルミニウム箔地に対して少なくとも1回の表面層除去洗浄を実施することにより、箔表面の疵状の凹部やAl酸化物、カーボン等埋込物を除去する。これにより、これら凹部や埋込物の不可避的な局部集中による粗大なエッチングピットの発生をなくすことができ、均一なエッチングピットの形成を可能とする。かつ、箔圧延後最終焼鈍前にコイルから巻き戻したアルミニウム箔を連続的に低温加熱処理するから、最終焼鈍前にアルミニウム箔の表面に形成される酸化皮膜の幅方向の厚さを予め均一化でき、静電容量のバラツキがなくなる。
請求項(抜粋):
純度99.9%以上のアルミニウムスラブに、熱間圧延、冷間圧延を実施した後、さらに最終仕上圧延を含む箔圧延を実施し、その後最終焼鈍を実施して電解コンデンサ用アルミニウム箔を製造するに際し、前記熱間圧延後最終仕上圧延前に、アルミニウム箔地に対して少なくとも1回の表面層除去洗浄を実施し、かつ前記箔圧延後最終焼鈍前にコイルから巻き戻したアルミニウム箔を連続的に低温加熱処理することを特徴とする電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法。
IPC (3件):
B21B 1/40 ,  B21B 3/00 ,  H01G 9/04 346
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭49-114685
  • 特開平3-257147
  • 特開平4-004903
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