特許
J-GLOBAL ID:200903072314985237

情報送受信方法、符号化装置および復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 宏明 ,  中辻 史郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-224739
公開番号(公開出願番号):特開2009-060288
出願日: 2007年08月30日
公開日(公表日): 2009年03月19日
要約:
【課題】一般の雑音を有する通信路の通信路容量に近い伝送レートで情報を送信できるとともに、復号時の誤り確率を限りなく「0」に近い値にすることができ、かつ、符号化および復号化が実時間で行なえること。【解決手段】送信対象の情報に対して、第一の疎行列との積が零行列となり、かつ第二の疎行列との積が情報となる符号語の候補の中で、入力確率分布が最大となるものを最適化アルゴリズムによって選択し、当該選択された候補を当該情報の符号語として生成する。さらに、出力符号語に対して、第一の疎行列との積が零行列となる符号語の候補の中で、自身が通信路に入力された場合、入力確率分布と条件付確率分布とを用いて算出される当該出力符号語が出力される確率が最大となるものを最適化アルゴリズムによって選択し、当該選択された候補と第二の疎行列との積を、当該出力符号語の復号語として生成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
送信対象である情報を符号化した符号語を生成して雑音を有する通信路に入力し、前記通信路から出力された前記符号語である出力符号語を復号化した復号語を生成して前記情報を受信する情報送受信方法であって、 第一の疎行列と第二の疎行列とをそれぞれ生成する疎行列生成工程と、 前記通信路に入力される前記符号語の出現確率の分布である入力確率分布を第一の記憶部に記憶する入力確率分布記憶工程と、 前記通信路を模した確率分布として、前記符号語が入力された際に前記出力符号語が出力される条件付確率分布を第二の記憶部に記憶する条件付確率分布記憶工程と、 前記情報に対して、前記疎行列生成工程によって生成された前記第一の疎行列との積が零行列となり、かつ前記疎行列生成工程によって生成された前記第二の疎行列との積が前記情報となる前記符号語の候補の中で、前記第一の記憶部が記憶する前記入力確率分布が最大となるものを最適化アルゴリズムによって選択し、当該選択された候補を当該情報の前記符号語として生成する符号語生成工程と、 前記出力符号語に対して、前記疎行列生成工程によって生成された前記第一の疎行列との積が零行列となる前記符号語の候補の中で、自身が前記通信路に入力された場合、前記第一の記憶部が記憶する前記入力確率分布と前記第二の記憶部が記憶する前記条件付確率分布とを用いて算出される当該出力符号語が出力される確率が最大となるものを最適化アルゴリズムによって選択し、当該選択された候補と前記疎行列生成工程によって生成された前記第二の疎行列との積を、当該出力符号語の前記復号語として生成する復号語生成工程と、 を含んだことを特徴とする情報送受信方法。
IPC (1件):
H03M 13/19
FI (1件):
H03M13/19
Fターム (3件):
5J065AD01 ,  5J065AD07 ,  5J065AH01
引用文献:
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