特許
J-GLOBAL ID:200903072317507956

車両のブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071741
公開番号(公開出願番号):特開平8-268246
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 前輪側のブレーキ系統に異常が発生したときには、ロードセンシングプロポーショニングバルブ(LSPV)を迂回して減圧されない制動圧力を後輪側のホイールシリンダに付与し、高い制動力を確保する。【構成】 前輪側のホイールシリンダ7aを作動させる前輪側ブレーキ回路と、後輪側のホイールシリンダ7bを作動させる後輪側ブレーキ回路とが独立して設けられ、かつ後輪側のブレーキ回路の途中に積載荷重の低下に応じて制動圧力を減圧する補正弁(LSPV)8を介装し、前輪側のブレーキ回路の異常を検出する手段13a,13b,14aと、後輪側のブレーキ回路の制動圧力を前記補正弁8を迂回して後輪側ホイールシリンダ7bに伝達する電磁切換弁10と、前輪側の異常検出時に電磁切換弁10を切換作動させる制御回路12を備え、前輪側ブレーキ回路の異常発生時に補正弁8を迂回して減圧されない後輪制動圧力を伝達する。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルに連動するエアブレーキバルブにより調圧される前輪側と後輪側のエア圧力がそれぞれ導かれる前輪側と後輪側のエアオーバハイドロリックブースタと、このエア圧力に応じて前輪側、後輪側エアオーバハイドロリックブースタにより増幅される液圧をそれぞれ前輪側と後輪側のホイールシリンダに導く前輪側ブレーキ液圧回路、及び後輪側ブレーキ液圧回路と、後輪側ブレーキ液圧回路の作動液圧を積載荷重の低下に応じて減圧する補正弁とを備えた車両のブレーキ装置において、前輪側と後輪側のストップランプスイッチ、及び前輪側エアオーバハイドロリックブースタの異常を検出するオーバストロークスイッチと、後輪側ブレーキ液圧回路の制動液圧を選択的に前記補正弁を迂回して後輪側ホイールシリンダに伝達する電磁切換弁と、前記スイッチからの信号により異常時に電磁切換弁を切換作動させる制御回路とを備えることを特徴とする車両のブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 8/18 ,  B60T 8/94
FI (2件):
B60T 8/18 ,  B60T 8/94

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