特許
J-GLOBAL ID:200903072319485526

定着装置、及びこれを備えた画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037887
公開番号(公開出願番号):特開2000-235328
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 加圧ローラの汚れに起因する画質の低下を長期にわたって防止する。【解決手段】 サーミスタの検出温度に基づいて100msec ごとに昇温速度ΔT/Δtを計算する。これとあらかじめ100V入力で計測される昇温速度aとを比較して(S4)、ΔT/Δtがa以下の場合は、入力制御の波数又は位相角を変化させて、電力を増加させる(S5)。一方、S4でΔT/Δtがaを超える場合は、入力制御の波数又は位相角を変化させて、電力を減少させる(S6)。その後、ΔT/Δtがa以下になるまで(S7)、電力減(S6)を繰り返し、ΔT/Δtがa以下になったら、電力の増減を調整し、タイマのカウントtがt′を超えた時点で(S8)、第1の制御温度T1での制御に変更する。定フィルムと加圧ローラとの温度差を小さくすることができるので、定着フィルムから加圧ローラに汚れが転移するのを防止できる。
請求項(抜粋):
加圧部材で加熱体に定着フィルムを押圧し、該定着フィルムと前記加熱部材との間の定着ニップ部にて前記定着フィルムとともに転写材を挟持搬送し、前記加熱体により前記定着フィルムを介して前記転写材を加熱することで該転写材上にトナー像を定着させる定着装置において、前記加熱体の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱体の昇温時間を計時するタイマと、前記温度検知手段の出力に基づいて前記加熱体の温度を定着時の第1の制御温度に制御する制御手段と、を備え、該制御手段は、前記転写材を加熱する際の前記加熱体の単位時間当たりの温度上昇である昇温速度を、前記温度検知手段と前記タイマからの出力に基づいて算出するとともに、前記昇温速度が所定の範囲内に入るように前記加熱体に供給する電力を制御する、ことを特徴とする定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 21/00 398
FI (2件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 21/00 398
Fターム (12件):
2H027DA12 ,  2H027DA39 ,  2H027EA12 ,  2H027EF04 ,  2H027EF09 ,  2H033AA08 ,  2H033AA09 ,  2H033BA32 ,  2H033CA03 ,  2H033CA07 ,  2H033CA30 ,  2H033CA32

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