特許
J-GLOBAL ID:200903072328687220

文字切出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243306
公開番号(公開出願番号):特開平7-098747
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】自由手書き文字のうち特に続け字や重なり文字を高精度で切り出す装置を提供する。【構成】入力された二値画像を外接ブロック抽出部13において投影処理し、各文字または文字列に外接するブロックの情報を抽出する。標準文字サイズ算出部15において、この外接ブロック情報から標準的な文字ブロックサイズを算出し、これと外接ブロック情報とを比較して続け字ブロックを続け字ブロック検出部16で検出する。次に、一行分の文字列二値画像の投影分布およびその頻度分布を投影分布算出部17で算出し、この頻度分布より続け字ブロックを1文字サイズの外接ブロックに分離するのに最適なしきい値をしきい値算出部19で算出する。そして、続け字ブロックを1文字サイズの外接ブロックに分離する分離点を分離点決定部20で決定する。
請求項(抜粋):
紙葉類上の文字列の各文字を光学的に読み取って識別する文字認識装置における文字切出し装置において、画像入力装置から入力された二値画像を記憶するイメージメモリと、前記イメージメモリに記憶された二値画素を投影処理し、得られた投影データから各文字または文字列に外接するブロックの情報(外接ブロック情報)を抽出する外接ブロック抽出部と、前記外接ブロック抽出部において抽出された外接ブロック情報からその二値画像における標準的な文字ブロックサイズを算出する標準文字サイズ算出部と、前記標準文字サイズ算出部において算出された標準的な文字ブロックサイズと前記外接ブロック情報とを比較して複数の文字画像が格納された続け字ブロックを検出する続け字ブロック検出部と、前記イメージメモリに記憶された一行分の文字列二値画像の投影分布およびその投影分布に対する頻度分布を算出する投影分布算出部と、前記投影分布算出部において算出された頻度分布より前記続け字ブロック検出部で検出された続け字ブロックを1文字サイズの外接ブロックに分離するのに最適な最適しきい値を算出するしきい値算出部と、前記しきい値算出部で算出された最適しきい値に基づいて、前記続け字ブロックを1文字サイズの外接ブロックに分離する分離点を決定する分離点決定部と、前記分離点決定部において決定された分離点座標に基づいて最終的な外接ブロックのブロック情報を決定する最終ブロック決定部とを有することを特徴とする文字切出し装置。

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