特許
J-GLOBAL ID:200903072330953558

ディジタル通信システムにおいて用いられる位相ロック・ループ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-051895
公開番号(公開出願番号):特開2000-253087
出願日: 2000年02月28日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】BPSK変調を用いた短ブロック・コードと共に用いる改良ディジタル判断指向位相ロック・ループ(DD-PLL)を提供する。【解決手段】 従来のディジタル位相ロック・ループを変更し、従来のDD-PLLでは一般的なシンボル単位ではなく、短ブロック・コードをデコードすることによって得られる結果に基づいて、ループ補正を行う。ループ補正方法の改良は、デコーダの判断の間シンボル・データを保持し、デコードした結果に応じて保持したデータをディローテートし、ディローテートしたデータを積分して複合推定値を形成し、これに基づいてループ補正を行う。その好適な実施形態では、本発明は、四進PSKによる(8,4)倍直交コードを用いる。
請求項(抜粋):
データ通信システムにおいて用いられる判断指向位相ロック・ループ(DD-PLL)装置であって、コードワードのシーケンスによってエンコードされた入力変調信号のベースバンド直交信号対を、直交形態から、着信位相を有する1対の極座標に変換する第1変換器と、前記入力変調信号の前記着信位相と推定位相間との位相差を発生する比較器と、前記位相差を有する極座標を、前記直交形態における1組の位相安定化オブザーバブルのベクトル対に変換する第2変換器と、前記直交形態における前記1組の位相安定化オブザーバブルのベクトル対をデコードし、デコード・データを発生するデコーダと、前記1組の位相安定化オブザーバブルのベクトル対を各コードワード毎に前記デコード・データにしたがって評価し、判断指向位相誤差推定値を発生するベクトル誤差評価部と、前記判断指向位相誤差推定値を濾過し、各コードワード毎に前記推定位相の更新値を求めるループ・フィルタとを備えることを特徴とする判断指向位相ロック・ループ装置。
IPC (3件):
H04L 27/22 ,  H03L 7/06 ,  H04L 7/033
FI (3件):
H04L 27/22 C ,  H03L 7/06 A ,  H04L 7/02 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-122345
  • 自動周波数制御回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-318413   出願人:株式会社東芝

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