特許
J-GLOBAL ID:200903072336147952

狭い分子量分布を有するシクロオレフイン(コ)ポリマーおよびそれらの製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-040980
公開番号(公開出願番号):特開平5-009223
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 狭い分子量分布を有するシクロオレフィンポリマーまたはコポリマーおよびその製法を提供する。【構成】 極めて狭い分子量分布を有する、多環式オレフィン、たとえばノルボルネンまたはテトラシクロドデセンのポリマー、あるいは多環式オレフィンとシクロオレフィンおよび/または1-オレフィンのコポリマーが、アルミノキサンおよびIVb-VIb族元素の立体的に堅固なキラルメタロセン化合物からなる触媒を使用する重合により開環することなく得られ、その際生成ポリマーの分子量分布Mw/Mn<2となった時点で重合が停止される。
請求項(抜粋):
狭い分子量分布(Mw/Mn)を有するシクロオレフィンポリマーまたはコポリマーの製法において、モノマー全量に対して0.1-100重量%の式I、II、III、IV、VおよびVIのモノマー少なくとも1種(式中、R<SP>1</SP>、R<SP>2</SP>、R<SP>3</SP>、R<SP>4</SP>、R<SP>5</SP>、R<SP>6</SP>、R<SP>7</SP>およびR<SP>8</SP>は等しいか、または異なり、水素原子またはC<SB>1</SB>-C<SB>8</SB>-アルキル基であり、異なる式中の等しい基は異なる意味を有しうる)、モノマー全量に対して0-99.9重量%の式VIIのシクロオレフィン(式中、nは2-10の数値である)、およびモノマー全量に対して0-99.9重量%の式VIIIの非環式1-オレフィン少なくとも1種(式中、R<SP>9</SP>、R<SP>10</SP>、R<SP>11</SP>およびR<SP>12</SP>は等しいか、または異なり、水素原子またはC<SB>1</SB>-C<SB>8</SB>-アルキル基である)を、-78から150°Cの温度および0.01-64バールの圧力で、式IX[線状のものにつき]および/または式X[環式のものにつき]のアルミノキサン(式IXおよびX中のR<SP>13</SP>は等しいか、または異なり、C<SB>1</SB>-C<SB>6</SB>-アルキル基またはフェニルもしくはベンジルであり、nは0-50の整数である)ならびに式XIのメタロセン(式中、M<SP>1</SP>はチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブまたはタンタルであり、R<SP>14</SP>およびR<SP>15</SP>は等しいか、または異なり、水素原子、ハロゲン原子、C<SB>1</SB>-C<SB>1</SB><SB>0</SB>-アルキル基、C<SB>1</SB>-C<SB>10</SB>-アルコキシ基、C<SB>6</SB>-C<SB>10</SB>-アリール基、C<SB>6</SB>-C<SB>10</SB>-アリールオキシ基、C<SB>2</SB>-C<SB>10</SB>-アルケニル基、C<SB>7</SB>-C<SB>40</SB>-アリールアルキル基、C<SB>7</SB>-C<SB>40</SB>-アルキルアリール基またはC<SB>8</SB>-C<SB>40</SB>-アリールアルケニル基であり、R<SP>16</SP>およびR<SP>17</SP>は中心原子M<SP>1</SP>と共にサンドイッチ構造を形成していてもよい単環式または多環式炭化水素残基であり、R<SP>18</SP>は=BR<SP>19</SP>、AlR<SP>19</SP>、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO<SB>2</SB>、=NR<SP>19</SP>、=CO、=PR<SP>19</SP>または=P(O)R<SP>19</SP>であり、これらの式においてR<SP>19</SP>、R<SP>20</SP>およびR<SP>21</SP>は等しいか、または異なり、水素原子、ハロゲン原子、C<SB>1</SB>-C<SB>10</SB>-アルキル基、C<SB>1</SB>-C<SB>10</SB>-フルオルアルキル基、C<SB>6</SB>-C<SB>10</SB>-フルオルアリール基、C<SB>6</SB>-C<SB>10</SB>-アリール基、C<SB>1</SB>-C<SB>10</SB>-アルコキシ基、C<SB>2</SB>-C<SB>10</SB>-アルケニル基、C<SB>7</SB>-C<SB>40</SB>-アリールアルキル基、C<SB>8</SB>-C<SB>40</SB>-アリールアルケニル基もしくはC<SB>7</SB>-C<SB>40</SB>-アルキルアリール基であるか、またはR<SP>19</SP>とR<SP>20</SP>もしくはR<SP>19</SP>とR<SP>21</SP>はそれぞれそれらを連結している原子と共に環を形成する)、そしてM<SP>2</SP>はケイ素、ゲルマニウムまたはスズである)からなる触媒の存在下に重合させ、その際Mw/Mn<2となった時点で重合を停止することよりなる方法。
IPC (3件):
C08F 32/08 MNV ,  C08F 10/02 MJG ,  C08F 32/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-156308
  • 特開昭64-000106

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