特許
J-GLOBAL ID:200903072338532985

LANのスイッチング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337436
公開番号(公開出願番号):特開平9-181771
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】共有メモリ方式のLANのスイッチング装置において、受信パケットのエラーや内部のデータ転送時のエラーに対する検出機能を持たせると共に、エラーを含むデータが受信バッファを占有することを防止して、メモリを効率よく活用する。【解決手段】ポート受信部1にエラー検出手段13を設け、また、ポート送信部に送信データ廃棄手段を設けて、エラー検出時には、受信バッファの複数のリンクセルにまたがって格納されたデータパケットを一つの処理単位と考え、そのパケットの格納処理を終えた後に、エラーが発生したデータパケットを廃棄する。あるいは、受信バッファからデータバッファアドレス、アドレス取込数のようなバッファ管理情報を読み出すときのエラーや、受信バッファの書き込みエラー、読み出しエラーを検出すると、処理を中断し、受信バッファを解放する。
請求項(抜粋):
一定長のブロックから構成されるリスト構造のデータバッファと、リスト構造のデータバッファの先頭アドレスを格納するデータバッファアドレスと、データバッファアドレスの使用された個数を示すアドレス取込数とを格納し、パケットをリスト構造で格納する受信バッファと、受信バッファ上に構成されるリンクバッファを管理する受信バッファ管理手段と、イーサネットのセグメントに接続されパケットを受信して受信データをバッファリングするポート受信部と、イーサネットのセグメントに接続され送信データをバッファリングするポート送信部と、複数のポート受信部からのパケットを一定の固定長のセルに分割して受信バッファに格納する受信バッファ格納手段と、受信バッファ格納手段から伝達された格納番地情報を元に受信バッファから受信パケットの送信元アドレスと送信先アドレスとを読み取りパケットの送信先ポートを判定してパケットの格納アドレスと送信先ポートを送信バッファ格納手段へ伝達するアドレスフィルタ部と、アドレスフィルタ部からのパケット格納番地と送信先ポート情報を元に受信バッファから該パケットが送信されるべき送信ポートのポート送信部のポート送信バッファへ受信バッファから該パケットを転送する送信バッファ格納手段とから構成されるLANのスイッチング装置において、前記ポート受信部は、受信したパケットのエラーを検出するポートエラー検出手段を備え、前記ポート送信部は、受信したパケットにエラーがあったことを通知されるとポート送信バッファ内のデータを廃棄する送信データ廃棄手段を備え、前記受信バッファ管理手段は、ポートエラー検出手段によりエラーが検出されたときには受信バッファに格納したデータを無効とするようにリンクバッファを再構築することを特徴とするLANのスイッチング装置。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/44
FI (2件):
H04L 11/20 102 Z ,  H04L 11/00 340

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