特許
J-GLOBAL ID:200903072344957572

浄水場の前/中塩素注入制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234863
公開番号(公開出願番号):特開平6-079284
出願日: 1992年09月02日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 浄水場の前/中塩素注入制御を行う装置において、気象及び水質の要因の急激な変動にも対応して最適注入率で自動運転できる装置を提供する。【構成】 あらかじめ予想天候と予想平均気温から当日の日射量を推論する。予想日射量と予想平均水温とから気象要因に基づく前塩素注入率D1を推論する。原水の予想有機物濃度と予想無機物濃度とから塩素要求量を推論する。予想平均水温と予想塩素要求量とから水質要因に基づく前塩素注入率D2を推論する。制御時には、日射量、UV偏差、沈殿水のUV値、Cl-D値、残留塩素濃度の偏差等から補正項ΔD1,ΔD2,ΔDa,ΔDbを求める。各項D1,D2,ΔD1,ΔD2,ΔDa,ΔDbを合算して目標注入率を求める。
請求項(抜粋):
フロック形成池及び沈殿池よりなる処理池に原水を導入する浄水場にて、前記原水に対する前塩素注入を制御する装置において、予想天候および予想気温から予想日射量を推論する手段と、該予想日射量および予想水温から前塩素注入率の気象要因項を推論する手段と、原水の予想有機物濃度および予想無機物濃度から予想塩素要求量を推論する手段と、該予想塩素要求量および予想水温から前塩素注入率の水質要因項を推論する手段と、前記予想日射量および現在日射量の差から前塩素注入率の日射量補正項を推論する手段と、前記予想塩素要求量および現在塩素要求量の差から前塩素注入率の塩素要求量補正項を推論する手段と、処理池流出水の目標有機物濃度および現在有機物濃度の差から前塩素注入率の有機物濃度補正項を推論する手段と、処理池流出水の目標残留塩素濃度および現在残留塩素濃度の差から前塩素注入率の残留塩素濃度補正項を推論する手段と、前塩素注入率の各項を合算して目標前塩素注入率を求める手段とを備えたことを特徴とする浄水場の前塩素注入制御装置。
IPC (3件):
C02F 1/50 ,  C02F 1/76 ,  C02F 1/00

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