特許
J-GLOBAL ID:200903072352557869

通気弁としてのスリット弁を有する容器とこの容器中に収容された液体とからなるシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-048546
公開番号(公開出願番号):特開平6-048455
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 通気弁としてのスリット弁を有する容器と前記容器中に収容された液体とから成るシステムを提供する。【構成】 容器1と前記容器1の中においてガス圧または蒸気圧を形成する液体とを含むシステムにおいて、凹形部分とこの凹形部分を横断するスリットとを有する密封弁3が、所定の蒸気いき値圧において容器1から外気への蒸気の排出を可能とする。通気のためにスリットが開く蒸気いき値圧は弁抑制手段によって調節され、前記弁抑制手段は好ましくは密封弁3を覆うキャップ5の内側面に配置された突起35によって形成される。通気の生じる蒸気いき値圧は実質的に、弁の分与特性に影響する事なく調整する事ができる。
請求項(抜粋):
-排出オリフィス(13)と、-前記排出オリフィス(13)を覆う密封弁(3)であって、前記密封弁は可撓性の凹形頂部(4)を含み、前記頂部(4)は排出オリフィス(13)に向かって湾曲し、また前記頂部(4)は前記オリフィス(13)に対向する面からその反対側の面まで延在する少なくとも1つのスリット(25)を備え、前記スリット(25)は密封弁における圧力が分与いき値圧を超えた時に開くように成された密封弁(3)と、-側壁(27)と前記側壁を覆う上壁体(29)とを含むキャップ(5)であって、前記キャップは容器の貯蔵モードにおいて密封弁(3)を覆い、また前記キャップ(5)は、前記弁の頂部(4)の反転を防止しまた液体の分与のために密封弁(3)から離脱される弁抑制手段(29、35、36)を含むように成されたキャップ(5)とを含む容器(1)とその中に収容された液体とを含むシステムにおいて、貯蔵モードにおいて、前記容器中の液体は所定のガス圧または蒸気圧を形成する事ができ、容器は貯蔵モードにおいて直立位置にあるので容器中のガスまたは蒸気が密封弁と接触する事ができ、ガスまたは蒸気によって密封弁(3)に加えられる力が蒸気いき値圧を超えた時に、前記の抑制手段(29、35、36)が前記頂部のスリットを開放させる事を特徴とするシステム。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-248662

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