特許
J-GLOBAL ID:200903072352592362

傾斜車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-520343
公開番号(公開出願番号):特表2001-522761
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】本発明は、互いに傾き得る2個のフレーム部分(3、4)を有するフレームの設けられた車両(1)に関する。対向固定式の力の伝達機構(50)が操舵可能な前輪(13)に連結される。対向固定式の力の伝達機構(50)は、フレーム部分(3、4)における傾斜モーメントの関数として制御される。この手段により、対向固定の適用が達せられ、その結果として車両の傾斜部分はより速やかに「旋回状態に入り」、そしてこのため増加した操縦性が得られる。対向固定式の力の伝達機構(50)は、旋回半径(24)に依存したセンサーにより制御される例えば油圧式傾斜シリンダー(9、9’)のような駆動手段を有する能動型傾斜システムを有する車両において使用することができる。傾斜シリンダー(9、9’)により発生される傾斜モーメントは、対向固定式の力の伝達機構(50)用の制御信号として選択的に使用することができる。対向固定の能動的な適用の結果として、傾斜シリンダー(9、9’)を、比較的小さな構造のものとすることができる。
請求項(抜粋):
-少なくも3個の車輪(7、7’、13)、-第1のフレーム部分(3)と第2のフレーム部分(4)とを有するフレームであって、フレーム部分が長手方向に置かれた傾斜軸線まわりに互いに傾斜し得る前記フレーム、-第1のフレーム部分(3)に連結されかつ前輪ステアリングシャフト(15)まわりに回転可能である少なくも1個の前輪(13)、-第1のフレーム部分(3)に回転可能に連結された舵取ハンドル(17)、-第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを互いに傾斜させるための傾斜手段、及び-予定の旋回半径を有する曲線を回って走行するとき、前記旋回半径の関数として傾斜手段を制御するための制御信号を作るために傾斜手段に結合された信号送信器を具備し、 傾斜手段が前輪(13)及びフレームに連結された対向固定式の力の伝達機構(50)を備え、この対向固定式の力の伝達機構(50)が曲線部の曲率中心から離れるように向けられた前輪(13)にモーメントを加えることを特徴とする前記車両(1)。
IPC (3件):
B62D 9/02 ,  B62D 61/08 ,  B62K 21/10
FI (3件):
B62D 9/02 ,  B62D 61/08 ,  B62K 21/10
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平4-183693
  • 特開平4-081316
  • 特表昭61-501260
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審査官引用 (5件)
  • 特開平4-183693
  • 特開平4-081316
  • 特表昭61-501260
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