特許
J-GLOBAL ID:200903072366222320

円錐型クラッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-157501
公開番号(公開出願番号):特開2001-336546
出願日: 2000年05月29日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 摩擦接合面の冷却効率が良く、接続時のショックを和らげることが可能な円錐型クラッチ装置を提供する。【解決手段】 原動軸6と従動軸7aとの間に形成された内部空間32に、ブッシュ14aと、ブッシュ14aを軸心方向へ移動させるピストン15aとが設けられ、従動軸7aの内周部とブッシュ14aの外周部とに、テーパー状の第1,第2摩擦接合面16,17が形成され、ブッシュ14aの内周部とピストン15aの外周部とに、テーパー状の第3,第4摩擦接合面19,20が形成され、ピストン15aを接続方向Aへ移動させる油圧流路25aと、ピストン15aを離脱方向へ移動させるスプリング27とが設けられ、ピストン15aが接続方向Aへ移動した際、各摩擦接合面16,17,19,20同士が係合して原動軸6と従動軸7aとが接続される。
請求項(抜粋):
原動軸が筒状の従動軸に挿通され、上記原動軸と従動軸とが同一軸心を中心として互いに回転自在に構成され、上記原動軸と従動軸との間に内部空間が形成され、上記内部空間に、円環状の中間部材と、この中間部材を原動軸の軸心方向へ移動させる円環状のクラッチピストンとが設けられ、上記従動軸の内周部と中間部材の外周部とに、互いに係脱自在でかつテーパー状の第1および第2摩擦接合面が全周にわたり形成され、上記クラッチピストンは、スプラインを介して原動軸に外嵌され、かつ原動軸の軸心方向へ移動自在に構成され、上記中間部材はクラッチピストンに外嵌され、上記中間部材の内周部とクラッチピストンの外周部とに、互いに係脱自在でかつテーパー状の第3および第4摩擦接合面が全周にわたり形成され、上記クラッチピストンと中間部材とは、互いに嵌合した凹凸部を介して、周方向において係合し、上記クラッチピストンを原動軸の軸心に沿った接続方向へ移動させる接続用油圧流路と、クラッチピストンを上記接続方向とは逆の離脱方向へ移動させる離脱用付勢手段とが設けられ、上記クラッチピストンが接続方向へ移動した際、上記各摩擦接合面同士が係合して原動軸と従動軸とが接続され、クラッチピストンが離脱方向へ移動した際、各摩擦接合面同士が離間して原動軸と従動軸とが分離され、従動軸側から上記第1摩擦接合面と第2摩擦接合面との間に作動油を供給して中間部材を離脱方向へ押圧する離脱用油圧流路が設けられ、上記離脱用油圧流路から第1摩擦接合面と第2摩擦接合面との間を通って上記内部空間に流出した作動油によって、各摩擦接合面が冷却かつ潤滑されることを特徴とする円錐型クラッチ装置。
IPC (2件):
F16D 25/12 ,  F16D 25/0632
FI (2件):
F16D 25/12 C ,  F16D 25/063 H
Fターム (10件):
3J057AA04 ,  3J057CA11 ,  3J057EE04 ,  3J057EE05 ,  3J057GA03 ,  3J057GA80 ,  3J057GB09 ,  3J057GD25 ,  3J057HH04 ,  3J057JJ02

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