特許

J-GLOBAL ID：200903072368203757

塗装仕上げ用鋼板のガスシールドアーク溶接方法

発明者： 三浦 利宏 ,  須田 一師 ,  志村 竜一
出願人/特許権者： 日鐵溶接工業株式会社
代理人 (1件)： 大関 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-049523
公開番号（公開出願番号）：特開平7-256454
出願日： 1994年03月18日
公開日（公表日）： 1995年10月09日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、ガスシールドアーク溶接の後、塗料により塗装仕上げされる鋼板の溶接において、特に塗膜の密着性の良好な溶接部を形成させることができるガスシールドアーク溶接方法に関する。【構成】 溶接の後、塗料にて塗装仕上げする溶接部において、ガスシールドアーク溶接時に発生するスラグ量が溶着金属量に対する重量百分率で1.5%以下であり、かつスラグの中のFeOおよびSiO2 が重量比で(FeO/SiO2 )≧1.0であることを特徴とする塗装仕上げ用鋼板のガスシールドアーク溶接方法。【効果】 溶接スラグ部の塗料の濡れ性が良好で、スラグと塗膜およびスラグと溶接ビードとの密着性が高く、溶接ままで被膜塗装が可能な溶接部が得られる。

請求項（抜粋）：

溶接の後、塗料にて塗装仕上げする溶接部において、ガスシールドアーク溶接時に発生するスラグ量が溶着金属量に対する質量百分率で1.5%以下であり、かつスラグの中のFeOおよびSiO2 が質量比で(FeO/SiO2 )≧1.0であることを特徴とする塗装仕上げ用鋼板のガスシールドアーク溶接方法。