特許
J-GLOBAL ID:200903072370250983

無相関領域を有する2値符号系列を用いた無干渉適応スペクトル拡散通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 均
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-596680
公開番号(公開出願番号):特表2002-536870
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は2値直接拡散形スペクトル拡散(DS-SS)システムの提供である。本発明に係るシステムは周期相関がゼロの領域(ZCZ)の性質を持つ2値拡散系列セットを採用し、かつ拡張フレーム形式を用いて拡散系列を適用することで受信者側に干渉が周期系列として見えるようにすることにより、無干渉モードで作動する。【解決手段】 本発明は、変調器(1)および復調器(2)により構成される直接拡散形スペクトル拡散(DS-SS)に関するものであり、符号化された入力およびインターリーブ処理されたデータをゼロ相関領域(ZCZ)特性を持つ拡散系列(3)と組み合わせることで拡散処理を構成し、受信信号を上記拡散系列(3)と組み合わせることで逆拡散処理を実現し、これらの後に低域通過フィルタ、デコーダ、および逆インターリーブ処理を施す。通常、各利用者の拡散系列のビットレートは符号化されたデータのビットレートよりもかなり高いので、システムスペクトルを拡散することができる。スペクトル拡散システム、特に関連するDSCDMAシステムは、ZCZ特性を有する拡散系列を採用しており、送信チャンネルの条件に基づきZCZの幅を調整することができるので、無干渉モードで作動する。
請求項(抜粋):
符号長L、符号ファミリーサイズMの2値拡散系列はその周期的自己相関関数がゼロ・シフトの両側にゼロ相関領域Z<SB>CZ</SB>を有すと共に、その符号系列セットに属する拡散系列の任意のペア間の周期相互相関関数がゼロ・シフトを含むゼロシフトの両側にゼロ相関領域Z<SB>CZ</SB>を持ち、かつ、前記拡散系列セットは長さL=2×2<SP>i</SP>×10<SP>j</SP>×26<SP>k</SP>(i、j、kはゼロまたは任意の正の整数)、ファミリサイズ2<M<L、およびゼロ相関領域Z<SB>CZ</SB>≦L/M+1(ただし、実現可能なi、j、kの値について、またはj=k=0に対してはZ<SB>CZ</SB>=L/M+1および実現可能なiの値について)を持ち、 システムにおいて使用されるフレーム形式は、2値入力と前記複数のZCZ系列を乗算することにより作成される中央フレーム、および中央フレームを取り囲む付加的保護系列により構成されることを特徴とする2値符号直接拡散形スペクトル拡散通信システム。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04Q 7/38
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/26 109 N
Fターム (6件):
5K022EE01 ,  5K022EE21 ,  5K022EE31 ,  5K067CC10 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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